ボルドーの優雅な古都散歩

街が一番賑わったのが17世紀からフランス革命までの間、
港から大量のワインが輸出されて、西インド諸島からの特産物が運びこまれた。
この時期、贅沢な資金を得た建築家達が競った結果、市内に荘厳な建物が立ち並ぶ事になったのだそう・・・・
パリに似てる様って言ったけど、パリほど高い建物がないボルドー。

歩いてて目に止まるのがマスカロン。
窓の下や上などに建物のオーナーの顔の彫刻がついてる。だから全部違う顔してる!

グレコローマン式の神殿をイメージした大きな柱が並ぶ大劇場!バルコニーには神々が立ってる

公園はどこの国も市民の憩いの場所。

お店が並ぶサント・カトリーヌ通りはヨーロッパで一番長い歩行者天国

カンコス広場には常設の市場があって、骨董品からハム・チーズ・フォアグラを始めもちろんワインも売ってる!
広場にそびえる”ジロンドと共和国のモニュメント”はフランス革命を記念して造られたもの。

ここはもともと百年戦争の後に築かれた”トロペット城”だった場所で19世紀初めに取り壊されて大広場になったのだそう。
柱の上には鎖を引きちぎる自由の女神、周りには噴水と彫像に囲まれてる。

町を歩いてるとバスク地方も近いからか、バスク料理のビストロやマーケットも結構目につく

ボルドー市庁舎の門の上にあった紋章。三日月が水面に描かれてる。

12世紀から15世紀の間は英国領だったボルドー
ブルジョワで、どこかスノビッシュな雰囲気がするのは昔英国領だった影響もあるのかな?

高さ50mの鐘桜の後ろにあるのがサンタンドレ大聖堂

11世紀末に建てられたこの聖堂は

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一つで
ボルドーではこのサンタンドレ大聖堂とサン・スラン大寺院、サン・ミッシェル大寺院があってどれも世界遺産に登録されてる。

ホタテ貝をぶら下げた巡礼者は見かけなかったけど、今も年間数万人がフランスからピレネー山脈を越えてゆくらしい(でもフランスからの道は4通りある)
日本のお遍路さんみたい・・・・
Benoitは冗談で一度やってみる?と言ってたけど車でなら巡礼路をたどってみたいなぁ~

ボルドーは昔周囲を城壁に囲まれた街だったから、
この門も壁の一部で両脇を見ると切り離された跡が分かる。
王侯や名のある人はこの門からボルドーへ入るのが習わしだったのだそう・・・

ポルト・カイヨーと似た建物はグロス・クロッシュ、天辺に風見鶏がある大鐘桜で13世紀のテロワ門。

このグロス・クロッシュをくぐると、道には・・・・

ホタテ貝のマーク。

こんなホタテ貝のマークはいろんな所で見られる。

モダンな車両のトラムは古い街並みにすっとなじんで違和感なし。

ピエール橋の正面にあるブルガーニュ門、後ろにそびえるのはサン・ミッシェル大寺院
この門を右に行くとエキゾチックな店が並び、モスリムの人達が多くなる。

Bordeaux

レンタルバイクもあるボルドー、ガタガタしながら『お尻に響くよ~』と笑いながら
カップルが走り去っていった・・・・
石畳は歩きにくいけど、やっぱり好きだなぁ~・・・・・・

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