ルネッサンスの面影漂う古都マントヴァを歩く

ヴェネツィアからも近いパドヴァから次に向かったのはロンバルディア州にあるマントヴァという街

ロミオとジュリエットの物語にも登場する街で、フィレンチェにも劣らずルネサンスの街
街の中心エルベ広場に中世の面影が残る

その中にパラソルの下、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスがかかったテラス席

この街には時間があったら~ぐらいに思っていたので、地図も何も用意していなかったけど、
見たかたったものは巨大なドゥカーレ宮殿の中!

13~18世紀にかけて建てられたゴンザーケの居城

宮殿内のサン・ジョルジョ城にある”夫婦の間”は部屋全体がキャンパスと言われていて、とり分け天井絵が面白い

遠近法を利用した作品は天使たちに覗かれている気分になる!

ドゥカーレ宮殿に戻って、一番見たかったのは”迷宮の間”

金とラピスラズリー色の天井画は、正にラビリンス!迷路の中にはイタリア語で
「maybe yes,maybe no」のセンテンスンが繰り返し書かれてるとこの事

とにかく大きくて、920の部屋と15の庭があるとか

ヨーロッパで3番目に大きい城だけど、一般に公開されてるのは一部に過ぎないそう・・・・

この宮殿は首が疲れる・・・・と言うのも、どこも天井画がすばらしいのだ

ベルギーの巨匠ルーベンスもここの宮廷画家だったよう・・・・

多くの絵画は財政難により英国に売却したり、神聖ローマ帝国の手により持ち去られた物も沢山あるそうで、

確かに巨大な宮殿はガランドウにも思えるけど、

壁や天井のフレスコ画を見てるだけでも当時の豪華絢爛な宮殿がイメージできる

そしてこの街は3方を人造湖に囲まれていて、湖畔散策も楽しい

車でマントヴァに来ると、街の入口サンジョルジョ橋を渡り始めた所で教会や鐘楼のシルエットが浮かびあがった

この街に着いた時には午後の遅い時間だったので、午前中であれば建物が綺麗に見えてくるのだろう・・・・

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