ソウルの秋、銀杏並木とカンジャンケジャン
いつもあちこち行っているのに韓国に行ったことないの?と、東京で会った友人達に驚かれた初めての韓国、ソウルへの旅。
韓流ドラマは一切見たことがなく、勿論大昔に話題になった冬のソナタやペ・ヨンジュンの名前ぐらい知ってはいるけれど、ドラマ自体は観たことがないし、最近ではイカゲーム?はゴレンジャーみたいな戦闘服を着ているのを知っているだけだ。
最近の韓国の若い男性アーティストは皆前髪があって、化粧を施し誰もが同じに見える。
焼肉は大好きだけど酸っぱ辛いキムチは苦手だし、カタツムリとかシカの成分が入った韓国コスメなんかも良いらしいけれど、コスメ自体にあまり興味がないので(最低限目元の化粧はすれど、20年ほどファンデーションなんか塗っていないし、必要な時はBBクリームに粉をはたいてお終い!)何が流行って何が良いのか分からない。
歴史だって、学生の頃に習った高句麗,百済、新羅の3国時代があった事ごとくらいしか覚えていない。
それでも、まだ東京に住んでいた時は、時々友達と連れだって韓国式アカスリに行ったものだった。
なので、あまり情報もないまま、ソウルに到着。
11月下旬に差し掛かったソウルは思ったよりも寒くなく、街路樹に銀杏を植えている所が多いので、黄金色に色づいて綺麗だった。
4泊5日で、最初の2泊はBenoitの勤める会社の韓国支社があるカンナムエリアのノボテルに滞在。
辺りのビルを見渡せば美容整形の看板がたっくさん!スパやエステでマッサージをしてもらうのは好きだけど、ボトックスを始め自分の顔をいじろうとまでは思わないので、私にとってはきっと一生お世話になることはない気がする領域だ。
丸一日一人で行動することになった日はホテル近くのSinnonhyeon駅から地下鉄に乗って、2駅先のSinsa駅で下車。そこから街路樹通りだと言う、カロスキルを歩いてみた。
ソウルの地下鉄に乗ったのも初めてだったけれど、券売機は日本語も表記されるのでチケットを購入するのは簡単だった。
でも改札から出ようとしたら、×マークが付いて外に出られない!私が買ったのは1回券。駅名も正しかったのになぜ?何度やっても出られないし、駅員は誰一人いないし、なので反対に入ってくるお兄さんに、出られないんだけど、どうすれば良いのか助けを求めた。そうしたら、金額が足らないから清算しないとだめらしく、優しいお兄さんは全部やってくれ、私が改札に抜けられるのを確認するまで待っててくれた。
今どきの前髪が目にかかりそうなヘアースタイルをしてたイケメン君ありがとう!
名前の通り、ここは銀杏並木になっていて、後からローカルの人に聞いた話では少し前までは流行の発信地だったらしいけれど、今ではあちこちに分散しているみたい。
平日だったこともあって、閑散とした雰囲気の通りだったけれど、ブティックやカフェなどが軒を連ねていた。
初めての韓国で、最初のディナーは溶けそうなほどホロホロの牛肉が入った辛いスープ。
自動的に付いてくる小鉢にはやっぱりもれなくキムチが付いてくる。一人飯をしなくてはならない夜はホテルで一人パスタを食べた。
そして3日目の夜はBenoitの会社の人に奥さんも一緒にと誘われて、カンジャンケジャンをご馳走になった。
一人で歩いたカロスキルと同じく、Sina駅近くにあるプロカンジャンケジャンは有名人も出入るする有名店らしく、壁にはサインと写真がびっしり並べてあった。
日本語が少し分かると言うローカルスタッフが殆どの日本人が大好きな食べ物で、これは微妙な味ですと。
ビミョウ?と聞いて一瞬?と固まっていたら、隣の日本人駐在員の方がそれを言うなら、絶妙な味だねと。まるでコントの様な掛け合いには笑った。
微妙と絶妙。う~~~~mm。難しいよね日本語は・・・・・
醬油ベースの液で漬け込んだワタリガニは本当に絶妙な味でした。最後に甲羅にご飯を乗せて、良~く混ぜて食べると超美味!
他にも新鮮なタコの足とか。テーブルに運ばれて来た時も、まだウニョウニョ動いてて、一つお皿から脱走を試みてる足があったのは一同笑い。
ソウル最後の夜はイテウォンに行ってみた。この時は江南から北村韓屋村に移動していて、タクシーに乗って移動。
韓国に来て、まだ焼肉食べてない!と一軒の炭火焼肉のお店へ
6時ごろはまだガラガラでした。
タレに付け込んだお肉はオーダーすると先にひと炙りして、それからテーブルに運ばれお兄さんが焼いてくれた。
美味しくて、ダイエット中なのを忘れそうなくらいにたらふく食べた。
そう言えば、ひと昔に流行った『カンナムスタイル』って歌いだしが”オッパ!、カンナムスタイル♪”って言う、オッパ!はギリシャ語だと”あらまぁ~”とか”お~っと”とか”あらよっと”的な感じで使う言葉なので、自分の中では『お~っと!カンナムスタイル♪』だったんだけど、今回韓国に来て、オッパーは韓国でお兄さんだという事を初めて知ったのです。
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