秋の紅葉が美しいキョンボックン2024
滞在していた北村韓屋村から歩いてキョンボックンに行ってみました。北村からだと正面のエントランスよりも民族博物館の入り口から入るのが近くて良い。
民族博物館は無料だけれど、キョンボックンに入るのには入場料が必要。行った時には、キャッシュは使えなく、タブレットでカードで購入するようになっていた。そして、こちらは朝鮮の民族衣装を着ていると入場料が無料なんですって。
だからなのか、チマチョゴリや大王様みたいな恰好をしているツーリストの多いこと!
聞いてはいたけれどビックリしました。
敷地内に入ると韓国の昔の生活様式を再現した家屋がありました。
博物館内には入っていないけれど、立派な五重の塔がそびえ、背後には白岳山麓と言う美しいロケーション。
中にはいくつもの殿閣があって、北京の紫禁城のよう。
でも昔は数百ものの建物があったらしいのだけど豊臣秀吉の文禄の役の時に建物の大部分が燃やされてしまったらしい。一度再建はしたものの、日韓併合後には多くの建物が撤去されてしまったと言う。
それでも、立派な瓦や綺麗な文様に目を奪われる。
敷地のあちこちに紅葉している木があって、格好のフォトスポットになってました。
キョンボックンの奥の方には池に浮かぶ楼閣があったり、こちらも山麓を背にした美しい景色が見られた。
正面の門辺りに比べると人は多少少なめだけれど、やはりソウル旅では誰もが訪れる場所とあって、人がいない一瞬を探すのも一苦労。
北村韓屋村でも見かけた反り返った特徴のある屋根。
屋根の上は守り神でしょうか?同じものをいくつも見ました。
北京の紫禁城に似ていると先ほど言ったけれど、この内部の色や装飾は北京の天壇に良く似ている。
日に何回か行われる守門将交代式も見てきました。
なのでやはり光化門、興礼門辺りが一番人が多かったと思う。
太鼓の音ともに兵たちが入ってきました。
門の上にはホラ貝の笛を持った兵士もいます。
朝鮮王朝時代に王宮の門の開閉や警備などを担った守門軍の交代儀式を再現したものだそう。
ヨーロッパでも王宮の前で兵隊の交代式やっていたりするものね・・・・・
交代式は15分ほどで終了。兵隊さん達と一緒に写真を撮ることも出来ます。
この日は朝から雲一つない青空の広がった日で、色づいた紅葉もあり、古宮を歩いていてとても気持ちが良かったです。
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