熊野古道を歩いて熊野の聖地巡り
一時帰国中、妹夫婦と母と一緒に和歌山へ
古くから山岳修験の行場で、神話の舞台にも登場する重要な聖地。
いにしえの人々に思いをはせながら樹齢数百年の深い杉木立の中、一歩一歩石畳を登っていく
森の霊気を感じる・・・森の木々やせせらぎ
視界が開け一息つくと、長い階段が待っている
自然信仰を原点に神社神道へと展開していく熊野信仰は、六世紀に仏教が伝わると早くから神仏習合が進み、
熊野権現信仰が全国に広まっていいいたんだそう・・・
「権現」とは、神が権り(仮)に姿を仏に変え、衆生を救うために現れるという意味で、
過去・現在・未来を救済する霊場として熊野は広く人々に受け入れられ、
地位や善悪、信不信を問わず別け隔てなく救いを垂れる神仏として崇敬され、人々は難行を覚悟で、熊野をめざしたのだそう
社務の前には立派な山桜がまだ咲いていた
熊野那智大社のすぐお隣にある青岸寺前を通って坂を下りていくと
那智の滝と三重塔が見えて来る。写真なのでよく見る光景だ!
三重塔をさらに進むと飛瀧神社
熊野那智大社の別宮で、那智山信仰が始まった頃には信仰の中心だった場所
ここは急な階段を下りて行くので、帰りは又登って行かなくてはならない・・・・
平家物語に出てくる、那智のお山の飛龍権現とはこの滝の事をさすそう
この一帯がパワースポットでもあるの勿論なのだけど、滝見台に上がるとしぶきがかかり、
マイナスイオンたっぷり!何だか清められた気がする・・・・
熊野速玉大社
ここも熊野の神様が鎮座されている熊野三山のひとつ
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