イオニア海に沈む夕陽をバックにアペリティフ@ザ ロマノス

コスタナヴァリノのザ ロマノスの敷地内ではあちらこちらで沈む行く夕陽を見る事が出来るけれど、
やはりオープンエアーのロビーが一番美しいと思う。

神殿の柱越しに刻々と移り行く空の色。
7月下旬は陽が北よりに沈むので、秋や春にはきっとロビー正面に陽が沈んで、
さぞかし神々しいシルエットが出来るんだろうと思う。

あまり使用する人がいないのだけどロビーのデイベッドは夕陽鑑賞の特等席!

美しいサンセットを見ながら一杯飲みたい時は、やはりBarに行くのが一番!

エントランスの左にBarがあるのだけど、この廊下を歩くだけで優雅な気分になれる!

ソファがあるスペースの奥には4人掛けの正方形のテーブルが並んでバックギャモンやカードで遊べる様になっていた。

ここもロビー同様に天井が高いので解放感があって、とっても広く贅沢に感じる。

夕方になるとオープンするバーには沢山のボトルが並んでいるけれど、
日中はキレイさっぱりと片づけられているのです。

日中はガンガン陽が照っているバーのテラス席は夕焼けの合図と共にぞろぞろゲスト達がやって来る。

テーブルの数も少なめなので、すぐに満員御礼になってしまう。

ある日は一番乗りで真ん中の席へ

夕陽にも負けないオレンジ色のアペロールスプリッツ

そうそう、カクテルのメニューにジンベースの「東京で会いましょう」なんていうカクテルがあったよ!
トマトジュースにキッコーマンの醤油、粉ワサビ、ハワイの黒い塩、山椒、ごま油、ガムシロップ、
そこにゆずとレモンの絞り果汁。

味が想像できない・・・・不味そうにしか思えなくて、結局オーダーしなかった。

外のテラス席からあぶれてしまった日はソファでゆったりアペリティフ。

ドライマティーニにオリーブオイルを垂らしたカクテルにアーモンドの入ったブラックオリーブが添えられていたのだけど、これが甘くてびっくり!

甘いオリーブって初めて食べた。

何だかキャラメライズされた様な味で美味しくて、ホテルで売っているのなら買いたかったのだけど、
カラマタにあるお店から仕入れているとの事だった。

Benoitにアテネへ戻る時にでも寄ってみる?って言われたけれど、ザロマノスでの一つの想い出としておくことにした。

コスタナヴァリノで何が良かったって聞かれたら甘いオリーブってきっと答えると思う・・・

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