5月のナミビア旅行、何を持っていく?

記憶が薄れないうちにそろそろ今年の5月に旅したナミビアの記事を書こうと、せっせと写真のファイル分けをしたので、ナミビアの長い旅行記を始めようと思う。

まずは準備編。ナミビア行きを決めたのは前年の10月。ナミビアはアフリカでも治安のよい国で、個人で旅行するにはレンタカーを借りてのロードトリップが主流。いつもはシティでもリゾートでも旅行の手配は自分達でするのだけど、今回は17日間の間に8つのベッドホッピングをするのでちょっと面倒。なので旅のルートとホテルやロッジ、レンタカー等を指定してエージェントにブッキングしてもらう事にした。

地元のガイドなしでは行けないチベット自治区、エジプトなんかもエージェントに頼んだりしたので、込み入った旅行にはやっぱりプロにお願いするのが一番簡単だと思う。

11月にはエージェントから最終的なオファーを受けて、ナミビアに行くぞ!!!と旅の準備を始めだしたのは出発から半年前。

まず最初にカメラ。家には最近使っていないNikonの一眼があるのだけど、動物を撮るにはやはり望遠レンズが必要。

カメラはド素人なので良くわからないけれど、色々調べて20倍以上のズームレンズとか焦点距離がフルサイズ換算300mm位の望遠ズームレンズがあると良いらしく、砂埃がすごいので、ゲームドライブ中はレンズ交換しない方が良いとの事。

そんなことを考慮して、買ったのはレンズではなくてカメラと一脚(+予備のバッテリ←結構大事)。NikonのクールピクスP1000。換算3000mmで、月はもちろん土星も撮れると言うスーパーコンデジ。レンズ交換もいらないので便利なのだけど重いのが難点。カメラに付いてはP1000で撮った動物特集を別記で書こうと思っている。

なのでカメラはニコンのP1000をメインに街歩きでいつも使っているカシオのExilimやソニーのコンデジと3つを用意した。

泊まったロッジでは双眼鏡が置いてある所もあったけど、何もせずロッジのテラスで過ごす事も多々あったので双眼鏡のレンズ越しに沢山の動物を見たし、エトーシャ公園など必ずしも近くで動物を見られない状況などの時もあるので、やっぱり良いとおもう。

カメラ類を収めたのがカメラ用のバックパック。仕切りが沢山付いて便利な上にA4サイズのPCもミニタブレッドも入る収納力抜群のバック。

そして私のバックパックと合わせて2つを機内持ち込みにした。

セスナに乗る(ソフトケースにするように言われる)予定はないので、ハードケースでも良かったのだけど、万が一の事も考えて2輪の付いたソフトケースを用意した。これなら次にタンザニアやボツワナ等に行く時にでも使えるし!(←行く気満々)笑

ソフトケースの中身はほとんどが着るもの。首都のウインドフック25度~4度と大西洋側のスワコップムンドで21度~11度。それ以外の砂漠地帯での気温は大体28度~10度位、そしてとても乾燥している。

なので、太陽の出ている間は半そで十分。要サングラス+日焼け止め!化粧道具はいらない!ここアフリカでは化粧ほど無意味なものはないと思ったくらい。アイブロウとアイラインでも持っていれば十分だと思う。

私、海外で暮らす様になってから、ファンデーションを一切使わなくなった。人と会う時やちゃんとしたレストランへ出かける時だけBBクリームに粉をはたいて、目の化粧をするだけなので、日本へ一時帰国で帰った時に日本の女性達は皆きちんとお化粧しているなぁ~とつくづく感じる。

早朝や夕方のゲームドライブ等、陽が姿を消すと途端に肌寒くなるので、厚手の綿のパーカーが役にたった。車がスピードを出して走るとかなり寒いのでフードがあると良いのです。

薄手の長そでTシャツも腕の日焼け防止によいと思う。

ゲームドライブ中は埃がたつ事も多いのでスカーフがあると便利。寒い時は勿論、カメラのレンズを守ったり、口と鼻を守ったり。やっぱり麻や綿のものがいいと思う。

写真はダマラランドにて。ローカル達も早朝は厚手のフリースジャケットを着ている。

南回帰線にて、楽しそうなイタリアンたちの昼間の服装。

朝のデッドフレイではTシャツに薄手のフリースシャツを重ね着。

日が出た途端に暑くなるので、脱ぎ着しやすいのが一番。蚊が足元を刺す事が多いからという事もあって少し長めの靴下を用意した。

男性は女性より体温が高いと言うけど、ほとんど同じような構成で、汚れても気にならないH&MとかZARAにUNIQLOなどのTシャツやパーカーが大活躍。ロッジでも洗濯してくれる所が多かったので、2週間を超える旅とはいえど、荷物は少な目にしていた。そして、そろそろダメかなぁ~と思う着古した服を多めに持っていって、現地で処分しよと思っていた。最後に泊まっていたロッジのスタッフに要らなくなった洋服なんだけど、ナミビアの貧しい人達にどうかなぁ?と聞いたら、あちらでも古着を回収していたりするので、勿論!と快く受け取ってもらえた。お蔭で荷物は減ったし一石二鳥!

キャップや帽子類。私は1度しか着用しなかったし、これは人によると思うけど、暑い日中はロッジで過ごす事がほとんどだったので、そんなに必要性は感じなかった。ただ日中に砂漠や砂丘の中を歩く時は日陰はないと思った方が良い。

ソススフレイでの気球ライドの後の朝食にて。他の人達を見ても、日の出前はフリースや薄手のダウンジャケットを着ている人が多かった。

で、日が当たれば皆半そでに変身!服の色と言えば、蚊が青と黒を好むらしいので避けた方が良いと聞いたので、ほとんどがアースカラー。私自身カーキ色は好きで前から幾つかボトムスを持っていたので新たに買い揃えることはしなかったけど、Benoitはサファリ用のシャツやパンツを2セットほど買い足した。

各ロッジには大体ショップもあるので、そちらでも買えると思う。

どんなにラグジュアリーなロッジでも、お洒落な服は必要がないかなぁ~。ゲームドライブをしていない日中はプールやテラスでくつろいでいることが多いし、夜のディナー時にはゲームから戻ってそのままの恰好でディナーを取る事もあった。そうでない時やスワコップムンド等の街ではリネンシャツにウルトラライトダウンを羽織ったり、ロング丈のシャツワンピーにレギンスなどを着ていた。

蚊と言えば、虫よけのスプレーはディート30%以上のものが良いとの事。ブリュッセルのアウトドア用品のお店ではディート40%のスプレーが売っていた。

アフリカに行くとなると気になるマラリア。ナミビアはマラリアの心配がない国らしいけれど、用心に越したことはないので、行く1日前から飲むように言われ、毎日1錠のお薬マラロン。こちらは戻ってからも1週間飲むように言われたけど、5日ぐらいで止めてしまった。副作用などは二人共全くなかった。

もう一つ、黄熱病。こちらもナミビアは心配のない国なのだけど、経由地がエチオピアのアディスアベバ。黄熱リスク国からエチオピアに入国する場合は,イエローカードの提示を求められ、またエチオピアから他国に行く場合、経由地でイエローカードの提示を求められることがあるとの事で、きっと問題ないと思うのだけど、一度接種したら生涯有効との事で、ブリュッセルの公立病院にアポをとって打ってもらった。

ナミビアではエトーシャ公園で2か所蚊にさされたけれど、何事もなかった。

ベルギーは日本と違って、ホームドクター制。で、何かのついでに今度ナミビアに行くから、きっとマラリアのお薬を頼むと思うよ~と言う話をドクターとしていたら、我家のホームドクターがトロピカルな病気に精通しているらしく、色々準備しなさいと言われたのです。何でもご友人がアフリカへ行った時に予防目的でワクチンの接種していたのに病気になったりしたそうだ。

なので案ずるは何とかで、↑はひどい下痢止めや嘔吐時に飲む薬など。

↑は蚊に刺された跡が化膿した時のクリームに蕁麻疹などのアレルギー反応が出た時に飲む薬など処方箋を書いてくれた。結局この薬たちを使う事はなく旅を終えたので、お守りみたいなものだった。以上が持参しお薬だけど、ドクターのお勧めでどんなワクチンが体内にあるか血液検査もしておいた。

これは自分の予防接種の記録が定かではなかった為。(BCGとか日本脳炎などのワクチンを打っていたのは知っていたけど)

過去に中国の奥地やインド等に行ったりしても何の病気にもかからずに過ごしてきたけれど、これからも僻地に行く機会があるならばと、ドクターのお勧めでワクチンを受ける事にした。

最初に受けたのが、右側3つのワクチン。右側青色の箱はBoostrix Polioでポリオのワクチン。真ん中がTyhphim Viで腸チフスのワクチン。そして下がMenveoで髄膜炎菌ワクチン。

半月後にRabipurと言う狂犬病のワクチン。このワクチンは2週間後にも打ったので2回の接種。

そして3度に分けて打ったのがTwinrixで、A型B型肝炎の混合ワクチン。これは20年ぐらい有効らしいので、僻地に行かなくとも肝炎にかかる事はありえるから、打っておいて損はないと思っているワクチン。

上記の私達が受けたワクチンはナミビア旅行するにあたって必要のないものだけど、食事が合わないこともあるし、飲みなれたお薬類は持って行っても損はないと思う。

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