ブリュッセルの夏2024

ブリュッセルの夏2024

6月の10日間のブリュッセルへの帰国は身内に不幸があったため、ブリュッセルに帰るといつも連絡する友達にもロンドンに住んでいる友達にも会うことはなく、ひたすらBenoitの両親が住んでいた家の片づけと親戚の家に行ったりと忙しく過ぎていった。

そんな中でも以前い住んでいたコミューンに行ったりして毎年楽しみしていたラヴェンダーの花を見に行ったり

ここは白いバラと青紫のラヴェンダーが赤煉瓦に映えてとても綺麗なのだけど、薔薇の方はほぼほぼ終わっていた。それでも満開のラヴェンダーからは良い香りが漂っていた。

ブリュッセルに着いた頃は雨続きだったけれど、夏至を過ぎればカレンダー通りにThe Summer。みんなが待ち焦がれていた夏がやってきた。

今回は以前にも泊まったことがあるトーンホテルのレジデンスに滞在していたので、キッチンや洗濯機などもあってとても便利だった。やはり1週間以上の滞在になると毎日外食は胃袋的にも辛いのでグッドチョイスだったと思う。

そのレジデンスの近くにあったベルギー料理の店にある日のディナーで行ってみた。アベニュールイーズから1本入った所にあるLe Chou de Bruxelles。住んでいる時は全く知らなかったのだけど、20年ここに店を構えているようで、店内はタンタンに小便小僧などブリュッセル愛が伝わってくるお店だった。

この時期は予選を通過したものの、EUROカップが始まったばかりだったころ。

ひと昔はムール貝の時期はRのつく月からと聞いていたのに、いつからか7月頃から食べられるようになり、このお店でもムール貝のシーズンが始まったばかりだよ~と教えてくれた。まだ6月中旬なのに・・・・・年々早くなるのね・・・・・

この店ではムール貝でも26種類のテイストがあって、普段なら大好きなガーリックのクリームソースをオーダーするんだけど、絶賛ダイエット中なのでシンプルな白ワインでオーダーし、ムール貝には必ず付いてくるフリットもいりませんと言ったら、はぁ?フリット要らないの?頭おかしんじゃない?みたいな顔で見られた。フリットが嫌ならマッシュポテトにする?とも・・・・

それだけ、ベルギー人はフリットが大好きだしジャガイモが好き。ムール貝頼んでフリット要りませんなんていったのは前代未聞だったのかもしれない・・・

お勘定頼んだら、小便小僧の形をしたグミがテーブルの上に置かれた。IKKOさんじゃなけれど、ブリュッセル愛、もう~~~どんだけ~~~と突っ込みそうになった。

ここでは食べなかったけれど、いつも行っていたフリットスタンドで食べたものが以前に比べて美味しくなく、家族とのディナーの席で何気にフリットが美味しくなかったと言う話をしたら、最近大手がフリット用のポテト買い占めしているらしく、小さい所には良いポテトが回ってこないらしいなんて話を聞いた。

食べ物ついでに、イチゴが丁度シーズンでスーパーで売ってるイチゴでさえ甘くて美味しかった。ベルギーで苺の名産地と言えばウェピオン(Wépion)。買ったのがウェピオン産だったのかは分からないけれど、輸入ばかりのシンガポールで暮らしているので、フレッシュなイチゴが食べれて嬉しかった。それに白アスパラガスも食べれたしいう事なし!

予定があいた日曜日、どこか行きたい所ある?と聞かれて、そんなに遠出する気分でもなかったので、ブリュッセル郊外のジャンバル湖へランチがてら行ってみた。

瀟洒なヴィラが点在する湖畔はプティジュネーブとか言われてるんっだけな・・・・

それがこの噴水。レマン湖みたいだから

鴨がスイスイと泳ぐ湖畔、活き活きとした緑。カラッとしててヨーロッパの夏はいいなぁ~~~~

ランチ前に湖畔を一周あるいた。

こんな所に人魚姫の像があるなんて初めて知った。

フォロンの描く様な雲がいかにもベルギーだと感じる。

この日は一度レジデンスに戻り、ディナーしにルィーズからサブロン、そしてグランプラスまで歩いた。

気を付けないとツルンと滑りそうな坂になった石畳の小路を歩く

午後6時だと言うのにこんな青空で真昼間みたい。

やっぱり夏のヨーロッパは最高です。

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