南回帰線を超えてナミブ砂漠の入口セスリエムへ♪
朝も明けぬ暗いうちに朝食を済ませ大西洋岸の街スワコップムントを出発!ナミビアのロードトリップもいよいよ終盤。エトーシャ公園でのゲームドライブと同じくらいに楽しみにしていたナミブ砂漠を目指す!
スワコップムントから舗装道路のB2で南下、ウォルビスベイまでは快適なドライブ。空がだんだんと明るくなってきた。
砂丘の陰から太陽が昇ってきた。今日も良いお天気だ!
この辺りにはデューン7、ムーンランドスケープ、フラミンゴの大群など観光スポットがあるのだけど、これらはスキップしてひたすらナミビアを南下する。
ウォルビスベイでC14に入ればいつものガタガタのオフロード。10日も経つとこんな道路も随分と慣れてしまった。
平らな大地の脇を見れば一面枯草に覆われていた。
しばらく枯れ草の黄色い大地を走っていたら今度はデコボコとした灰色の景色に変わっていった。
わぁ~何この景色!!!!ずーっと遠くまで山が幾つも連なっている。これがロードトリップの楽しみでもあるのです。一か所にとどまっていたり、セスナでブーンとひとっ飛びしては決して見れない風景がある。
幾重にも重なる地層、そしてボコボコと隆起した丘というか、山が出来上がっている。
だっだっ広い大地の中の1本道を走るのとは対照的に山道をクネクネと登って行く。ムーンランドスケープに寄らずに来たけれど、ここでも十分に月面世界にいる気分。
砂利道も滑らない様に気を付けないといけない←ドライバーが・・・・・私は横で「ワァ~~~~~」って言ってるだけ。
舗装された橋を渡る。後で地図をみてみたら、ここはクセイブキャニオンという場所だった。で、この橋がクセイブ川にかかる橋。
川と言っても枯れきって川底が見えるだけ。
地層が斜めになって複雑に入り込んでいる様にみえる。自然の力はスゴイ!
太陽がカーっと照らすクセイブキャニオン。
月面世界から平らな世界に戻ると南回帰線は突然に表れた。シールだらけで文字が辛うじて読めるだけになっていた。
『Tropic of Capricorn』 南回帰線・・・南緯23度27分の場所。
冬至の日にはこの線の真上から太陽が照らすのです。
ウインドフックへの帰り道、B1を北上する時にも南回帰線の看板を目にしたのだけど、こちらの方が趣がある。
周りには何もない所にポツンと看板が立っているだけなんだけど、何故か旅情を誘う。
で、南回帰線と言えば、やはり堀内孝雄さんの南回帰線♪南回帰線超えれば過去はみな蜃気楼~~♬♪(^^♪
南回帰線を過ぎ、C14をさらに南下、ソリテリアのY字路でC19に入る。これをひたすら真っ直ぐ進めばセスリウムの街に着く。
脇に目をやるとチラホラと動物たちが見えてくる。
久しぶりに見えるオリックス。
ゼブラのファミリーかな?
やっぱりベイビーセブラ可愛い♡
オリックスが涼をとっている木の上には大きな鳥の巣。
あの山を越えればセスリエムの街はもうすぐだ。
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