出窓と木骨組の家が可愛いらしい東スイスの街ザンクトガレン

雪山に囲まれた小国リヒテンシュタインから車を北上!

ドイツのボーデン湖にも近いザンクトガレンの街に着いた。

612年、アイルランドからの修道士ガルスが来て僧坊を建てたのが街の始まり

旧市街はには可愛らしい木骨組の家が並び、装飾された出窓がた~くさん!

最初は外敵を察知するための物見櫓のように造られたらしいのだけど、

その内に、家主の教養や財力を誇示するものへと変わっていったらしい・・・・

そんな出窓、この街には111ほどあるそう・・・・

16,17世紀の家々がこんなに現存していて、もうこれはリアル テーマパーク!

街歩きがことのほか楽しい♪やっぱりヨーロッパは地方の小さな町や村を歩くのがイイ!

ドイツっぽい木骨組みの家ってホント可愛らしい!

刺繍の街でもあるらしく、商工会議所の外壁が刺繍のような細かな模様になっていた。

2月中旬、寒いけど太陽が当たるテラスは満席だった。

丁度街では市場が立っていたので、パンとチーズ屋さんでアッペンツェラーを少し買って日の当たる広場のベンチに座って小腹を満たす。アッペンツェラーはこの近くの街アッペンツェルのチーズ。

もちろんブリュッセルのマルシェでも買う事は出来るけど、やっぱり本場で食べるのが一番!
素敵な街の家々を見ながら、モグモグ・・・・美味しいね♡

広場の一際目立つ建物の出窓

この街で行きたかったのが修道院の図書館。

大聖堂内部、壁には白地に若草色がポイントに使われていて明るいけれど、フレスコ画はダークカラーで

他の教会内部とは違っていて新鮮に映る。

大聖堂裏手、ザンクトガレン・ベネティクト修道院

ここの図書館には15~20世紀の書物が17万冊所蔵されていて、8~12世紀の手書きの古文書は2100点!
ジャンルも多岐に渡るそうで、世界で最も美しく重要な古文図書館なのだ。

ユネスコの世界遺産にも登録されていて、内部は写真撮影禁止!
コチラは土産屋のポスターを写真に収めたもの。

図書館は建物の2階部分にあたるのだけど、1階入り口で内部の写真が貼ってあって、
そこでセルフィーするように仕向けていたのには笑えた!

プラハのフランチャニにある修道院の図書館も(→プラハのフラチャニとカンパ島散歩)綺麗だったけれど、

あちら中には入れず、入り口からみるだけだったので、
ザンクトガレンのこの図書館は目の前に古い本が天井からビッシリと並んでいる様が見られて圧巻!

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