大西洋岸の高級リゾート地ビアリッツの海
フレンチバスクの高級リゾート地、ビアリッツ。
ベルギーの北海沿岸もそうなのだけど、大西洋岸のビーチは幅がとても広い。
日本で言えば日本海側で、南大平洋や地中海の青が美しい穏やかな海とは違って、波が荒かったりする。まぁ~だからサーフインのメッカでもあり、海バスクは美味しい魚介が食べられる訳なんだけど・・・
先にも書いた通り、ビアリッツに到着した日は青空が広がり、クリスマス当日で国内外からのツーリストで賑わっていて、
海岸の遊歩道は人で一杯だった。
一転、翌日は風も強く少々荒れ模様の海になった。
岬に立つ館が何だかヒッチコックの映画にで出来そうで不気味に思えてくる・・・・・
遠くの海岸線はしぶきで白っぽくなって霞んでいた。
こんな所歩いたら、一瞬で波に持って行かれそう・・・・
ビーチを歩く人もまばら・・・・
ひとしきり海沿いを歩いたら遊歩道のカフェへ
ここでガトーバスクを食べた。バスク地方のお菓子でアーモンドの入ったクッキーやパイ生地にカスタードクリームを詰めて焼いた焼き菓子。本当はカスタードクリームではなくてダークチェリーを入れるのが正統派なんだけど、チェリーはシーズン物なのでその代わりにカスタードクリームが使われているらしい。
バスク地方のケーキ屋さんではどこの街でも店先に並んでいる。
そして、バスクのビール。グラスがハイネケンだけど!
ビールの美味しい国に住んでいると諸外国で美味し~いと思えるビールに出会える確率がグーンと減る。ここのもまぁまぁと言ったところかなぁ・・・・・
波が荒いなぁ~とは思っていたけれど、この日の夜から遊歩道は立ち入り禁止になり、公園を挟んで遊歩道と並行に走る道路は通行止めになった。
そしてその晩は嵐になり、一晩中吹き荒れる風の音で眠れないほどだったのだ・・・・
朝起きて窓の外をみると青空が顔をのぞかせているものの、依然として風は強く、波が大分押し寄せてきていた。
最初は風に飛ばされた紙キレがホテルの庭に散乱してるのかと思って、Benoitに「紙が嵐で散乱して、庭がとんでもないことになってるよ~」と言ったら、それは泡だと言う!
岩に当たって飛び散る波飛沫が大量の泡を作って風に乗ってあちこちに舞っていたのだ。
そんな光景初めて見た!
LEAVE A REPLY