アオウミガメの産卵地コスタナヴァリノとオメガビーチ
コスタナヴァリノのプライヴェートビーチへはリゾート内を走るカートでも行けるけれど、
途中からは砂丘の坂道を歩かなくてはいけないので、碧い海を眺めながらゆっくり歩いていくのがヨイ。
随所にローズマリーやタイムなどのハーブがあって天然のアロマが香る。
広く長いビーチの向こう、山の上に何か建っているのが見える、あれはナヴァリノ城塞。
ビーチの中ほどに地中海料理が食べられるレストランBarbouni
ここはランチか早目のディナーで利用できる。
このレストランのデザインはアテネで人気のインテリアデザイン会社のK-Studioによるもので、
ミコノス島のBill & Coo Coastや最近ではサントリーニ島のCanavas Oia Epitomeなんかも手掛けている。
サントリーニのEpitomeがオープンする前にCanavas Oia Suitesに滞在していたので、
ホテルからお知らせが届いたけれど、とってもカッコいいホテルだった。
そうそう、何で早めのディナーかと言うと、暗くなる前にクローズしてビーチは立ち入り禁止になるのだそう。
理由はコチラ↑
ナヴァリノ周辺は絶滅危惧種のアオウミガメ(カレッタカレッタ)が産卵にやってくる場所で、
コスタナヴァリノのビーチも例外ではなくて、その卵を守る配慮がされているのだ。
すでに卵が産み落とされた場所には赤いポールにロープが張られていて踏まれないようになっている。
こんなのがビーチには何か所かあった。
孵化した赤ちゃんカメが海に帰るのを見てみたいなぁ~
滞在中ランチは食べたり食べなかったりで、ビーチでのランチはレストラン横のバーから簡単に食べられる物をオーダー。
イオニア海の海は本当に碧い。
エーゲ海の濃いインディゴブルーとは違う緑のパーセンテージが多い碧。
この微妙な海の色を描写するのって、とっても難しい!砂の色や深さでも全然違ってくるから
青は青でも、藍、”みどり”とも”あお”とも読める碧、顔面蒼白とかあまり良いイメージがない蒼
昔のブログのタイトルにもなっていた”碧い海に抱かれて”〝が単に青い海じゃないのは、
こういう微妙な海の色を表現したくて碧にしているのです・・・・
陽が傾いて皆部屋へと戻っていく頃にビーチのバーでアペリティフ
旅行先ではローカル料理を食べてみたい!と思うの同じように、地元のワインやビールを飲んでみたいと思う。
ここでは”1827″Navarino Vinyards 2016を飲んでみたけど、あまり好みではなかったなぁ~
プライヴェートビーチからも見えたナヴァリノ城塞のある丘に登って、そこからオメガの形をしたVoidokilia beachを上から見たかったのだけど、
ホテルのスタッフに聞いたら30度超えの気温の中30分以上歩いて登っていかないとただり着けないそうで、
代わりにと車で行ける丘の上にある小さな教会を教えてもらった。
そこからVoidokilia beachも見えるし、ナヴァリノのリゾートも見えるとの事だった。
paleokastroの教会Ekklisia Profitis Ilias
教会の小さな鐘の向こうにリゾートが見える
肝心のオメガの形をしたビーチはと言うと
目の前の丘が邪魔で今一だった・・・・
でもこの辺りはアオウミガメだけではなくて、野鳥が生息する湖や湿地帯があって、5月にはフラミンゴがやって来るのだそう。
<HPより>
上から見ると本当にギリシャ文字のΩだ!(逆さまになってるけど・・・)
スタッフにも聞く時もオメガの形をしたビーチですぐ分かってくれたので、ローカルでも通称オメガビーチで通ってるのかもしれない・・・・
実際ビーチまで行ってみた。ここはパラソルなどがあるオルガナイズされたビーチではないので、
泳がずに脇にある丘の遺跡からビーチを再び上から見てみた。
遠浅のターコイズブルーの綺麗な海だった。
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