ルアンパバーンで托鉢と旅の無事を祈ってもらった@アマンタカ

ルアンパバーンで托鉢と旅の無事を祈ってもらった@アマンタカ

ルアンパバーンのアマンタカではディスカバリー ルアンパバーンと言う名のパッケージで3泊4日の滞在。毎日の様にアクティビティが組み込まれているのだけど、チェックインしたその日には4時からBachiと言うセレモニーがあった。

BachiまたはSou Khouanセレモニーは何百年のもの間ルアンパバーンで受け継がれてきたもので、バラモン教に影響を受けた儀式だそう。

地元の人々は32の霊やクーアン(クーアンって何?って言いう質問はあえてしなかったけれど・・・・)が私達の身体に宿っていて、それが日々の生活の中で病気、悲しみ、悪意から私達を守ると信じているらしい。

Benoit的にはこう言ったスピリチュアルな物はトンと興味がないし、信じてもいないけれど黙って一緒に参加。

場所はヨガなどを行う部屋で、入るとすでに儀式のマスターと女性4人が待っていました。

一緒にアテンドしてくれた女性スタッフが手を合わせてくださいとか、色々指示してくれので私達はただ座っているだけ、そして写真も撮ってくれるのも有難い。

災いから守り、福を招き、私達の旅の無事を祈る儀式はセレモニーマスターのリードに寄ってリズミカルな言葉の繰り返しで唱えられるのだけど、これは日本人的にはお寺でお坊さんがお経を読んでいる感じに近い。

お経お祈りが終わると、ひとりひとり呪文唱えながら私達の手首に白い綿の紐を両手首に結んでくれるので、私達は祈るように手を身体の前に持っていくのです。

花の装飾、ろうそく、バチのひも、供物は私達の為に準備されたものなので、お花は翌日ガイドと街を廻る時にお寺にお供えすると良いと聞いて、翌日持っていきました。

15分ぐらいの儀式だったでしょうか、手首に結んだ白い紐は確か1週間身に着けるのが良いと言っていたような気がする・・・・

私はアマンタカに滞在中左には身に着けてました。

そして、滞在3日目は朝5時起きして体験した托鉢。

托鉢自体がルアンパバーンに来たならマスト的なアクティビティになっているようで、アマンタカの前でも少ないながらも僧侶たちがやって来ました。

20年間僧侶だったと言う男性スタッフが僧侶が来る前に色々説明してくれ、他のスタッフたちにカメラを預け撮影をお願いし、私達は施しに専念する。で、このもち米が炊き立てで結構アツいのです!

ルアンパバーンのメイン通りでは毎朝行われる托鉢体験が地域の収入源にもなっているらしい。でも団体客が大声で騒いだり、至近距離で僧侶の写真を撮ろうとする人たちが問題にもなっているらしく、禁止事項が書かれた看板を設置したり、注意喚起をする住民もいるそうだ。

ご飯を入れる前に一瞬祈ってから鉢の中にいれて下さいと言われたので、お焼香の要領でご飯を頭の前に持っていって私。他の人達は流れを止めないようにするだけで、そんな事はスッカリと忘れていたらしい。

小さな小坊主ちゃんが来た時には一瞬ウルッとしてしまう。こんな小さいのに朝早くから修行なんて・・・・・

僧侶たちはグループで来るのだけど、この年季の入った僧は一人で歩いてきた。

大体は左側からやって来たのに、不意打ちを食らうように右からもやって来た。このグループは私達の前で立ち止まってお経を唱えてくれるので、その時私達参加者は手を合わせて一緒に祈らないといけない。

貴重な托鉢体験は30分ぐらいで終了。

初めて托鉢を間近で見たのはミャンマーだったれど、まだ夜も開けぬ暗い中、マリーゴールド色の袈裟を纏った僧侶たちが鉢を下げて歩く姿はやはり感動するし、貴重な体験をしたと思う。

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