1000のミナレットの街、カイロのイスラム地区を歩く
エジプトと言えばピラミッドとか王家の墓とかが真っ先に出てくるけれど、決して古代の遺跡だけじゃないエジプト。カイロのイスラム地区は歩いていてとても興味深い場所で、この地区ののイスラム建築群は世界遺産にも登録されている。

11世紀に建て直されたらしいのだけど、それでもこれだけ綺麗に残ってるのは凄い!

この門から始まるムイッズ通りはモスクや神学校(マドラサ)だらけ!


イスラム建築がずら~っと並ぶこの通りはエキゾティズム度満点♪

数ある中の一つに入ってみた。


細かい装飾、回廊のある中庭は見るたびに魅せられる。

エジプト入りしてからずーっとエジプト古代の神殿を見てきたからか、
カイロのこのエリアに来て、イスラムの国に来てる事を改めてヒシッと感じた。



門の上のミナレットは実は隣にあるモスクのもので、そして、中世カイロの処刑門と言うだけあって、
昔は処刑された罪人の首がよくこの門に吊るされていたのだそう・・・・コッコッ、、、、、コワイ・・・・

門に入り、ミナレットに登ってみた。狭くて暗い階段はノートルダム寺院とかクーポラの上に上がる時みたい!
塔を上がると、となりのモスクの中庭が見えた。

イスタンブールのモスクの様なシルエットはシタデルにあるガーマ・ムハンマド・アリ
これからまだ歩いてあそこまで行くのよね・・・結構遠いいいなぁ~

そして、ビルの上はみんなこんな感じでゴミとがれき!!
でも皆生活してるんだよね・・・・

歩いてきた道を見ると、ミナレットがたくさん立っているのが分かる。
ここだけではなく、町の至る所にモスクがあるから必然とミナレットもたくさん
ここが『1000のミナレットの街』と言われるのも分かる気がする・・・

シタデルの近くにある世界最大級のイスラム建築と言うガーマ・スルタン・ハサン

丸いドームやミナレットはイスタンブールのアヤソフィアを真似て造ったガーマ・ムハンマド・アリ
細いミナレットが似てるかも・・・・先にイスタンブールに行っておいて良かった!

イスタンブールのブルーモスクほど、わぁ~と感嘆の声は出ないけど、

内部はやっぱり荘厳・・・・

このシタデルは十字軍を破った中世の英雄が1176年に対十字軍の拠点としてカッタムの丘の一角に建てた城塞。
敷地内には軍事博物館もあって、丘の上だから、見晴らしが良くてカイロの町からギザのピラミッドまで見える。

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