ツーリストが少ない冬のヴェルサイユ宮殿
7年ぶりに来たヴェルサイユ宮殿。
あの時は丁度夏のヴァカンス時で、チケットを求めて長蛇の列が出来ていたのを覚えている。
並ぶ気力もなく、広い庭園を見ただけだった。
あれから約9年、久しぶりに見るヴェルサイユ宮殿。
今回は3月でローシーズンであるけれど、あらかじめHPでチケット購入し、準備万端。
ホテルでしっかり朝食を取って、10時過ぎ、そぼ降る雨の中宮殿に到着したら
やっぱりローシーズンだからなのか、平日だからなのか、人は全く並んでいなかった。
何だか拍子抜けした感はあるけど、人気の少ない宮殿内
ルイ13世が狩りの時に使っていた簡素な小屋を太陽王ルイ14世がフランスの絶対王政の中枢にすべく
巨額な資金を投じてたてられた豪華絢爛な宮殿は首が疲れるくらいに天井が高い
昔の人ってほんと小さかったのね・・・ベッドちっちゃい
観光客があまりいないなぁ~と思ってたら、皆ここに集まっていた!
宮廷人や外部からの訪問者といった人々の通路、待ち合わせと出会いの場所として利用されていた回廊は
外交使節接見の際に君主が最大限の威光を示すため、または王族の結婚式の際に舞踏会や遊戯など娯楽の場を提供するために使われたというけど、実際に使われたのは本当に稀で、片手で数えるぐらいしかなかったらしく、
マリー・アントワネットと王太子(ルイ16世)の婚礼を記念して開かれた仮装舞踏会はそのうちのひとつなんだそう
第一次世界大戦の終わりを告げる ヴェルサイユ条約が調印されたのもこの回廊
宮殿内を歩いているうちに雨はスッカリやんでいた
太陽が出ているうちに、グランドトリアノンへ移動しよう・・・・
つづく
LEAVE A REPLY