ソー シンガポールのXperienceでモロカン料理

ソー シンガポールのXperienceでモロカン料理

シンガポールを訪れるツーリストにも人気のホーカー、ラオパサのすぐ裏にある1927年築の美しい建物。国の保全指定にもなっている歴史的建築物で、改装されて今はアコーグループのSo-singaporeになっている。

装飾された重厚な柱が美しい半円形の建物。

こちらの1階にあるホテルのオールディダイニングのXperience Restaurantで期間限定のモロカンフェアーがあったので、ランチがてらに訪ねてみた。

レストラン内には見覚えのあるキャドルスタンドにタジン鍋やティーセットなどが飾られていた。

キッチンの壁にはマラケシュのマドラサで見る様なアラベスク模様が貼られて、少しでもモロッコの雰囲気を感じられるように工夫されていた。

ランチはメゼからスタート。中央にあるのは中東でも良く見られる丸くて平たいパン、ホブス。本国のものよりもフワフワしていたけれど、久しぶりに食べるホブスはマラケシュを思い出させてくれた。

オリーブとソラマメ、クタクタに似たお野菜ばかりなので、身体に優しいです。

ハイビスカスのジンで作ったマラケシュ、ジンにモロカンミントティーが入ったブライトサイドというカクテル。

メインは二人共タジン。Benoitはアプリコットとプラムでマリネされたラム。

私はオリーブとレモンピールでマリネされたチキン。

お肉はホロホロと崩れるほど柔らかく、レモンでサッパリとした味付けに綺麗に完食。みれば二人の目の前には骨がコロンと転がるお皿が残るだけだった。

最後にミントティーとデザート。

中東のお菓子は激甘と言うイメージがあるけれど、ピスタチオのクッキーを始め、素朴で甘くないお菓子もあるのです。

ブリュッセルを始め、ベルギーにはモロッコからの移民が多くいるので、モロカン料理の店があちこちにあって、ブリュッセル在住時には家の近所のお店に良く食べに行っていた。

20ヶ月ぶり、シンガポールに越してから初めてのモロカン料理は美味しかったです。

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