ヴィンテージカーに乗ってウルワツ寺院のケチャダンスを見に行こう
バリ島でのベッドホッピング、最後に南部ウルワツを選んだのもこのケチャダンスを見に行くためだった。私は20年以上前にバリに来た時に見ているけれど、Benoitは初めてのバリだから、やっぱりコレは見て欲しかった。
滞在していたシックスセンシズ ウルワツでケチャダンスの鑑賞をお願いしたら、ヴォルクスワーゲンのヴィンテージカーでの送迎だった。
彼らが所有している車は2台で、この日は私たちともう一組のカップルがこの車でウルワツ寺院へと向かう。
何年物か聞いたはずのなのに半年以上も過ぎているので忘れてしまった。(汗
今の車では信じられないほどシンプルな作りで故障してもすぐに直せそうな気がする。
ショーまでには少し時間があるので、ウルワツ寺院をガイドと一緒に歩いて回る。
ここのお猿さんたちはウブドの森よりもアグレッシブらしく、帽子とか眼鏡は要注意なんだそうだ。道すがらではひん曲がった眼鏡のフレームが落ちているのを見たし、やはり前を歩いていた男性の帽子が取られてしまい、ウチのガイドさんが餌と物々交換して取り戻してあげてた。
ここ20年以上前に来た時にも写真を撮っていた場所↓。ウルワツ寺院の中でも大事な場所らしい。
夕陽が有名なウルワツ寺院なのに、この日に限って曇りがちな空で綺麗なオレンジ色に染まった空なんて見られそうもうないなぁ~とちょっと落胆していた。
指をクロスして念力を送ってみるけれど、ダメそう・・・・・
でも待って!しばらくしたら、あっ雲の切れ目から太陽の光が・・・・・・・
と思った矢先、一瞬にして空が黄金色に包まれ、ここに集まっていた人全員のウォ~~~~と言うどよめきがステージに響き渡った。
これこれ、これよ~~~~~夕陽に映えるウルワツ寺院の3重塔。なんてドラマチックな演出をするんだろう・・・・
本当に信じられないくらいの黄金の輝き。きっと時間にして1.2分の短い間の出来事だった。
雲の切れ目が神様の目が開いた様にも見える?何はともあれ、神がかった様な奇跡のゴールデンタイム。
そして、ショーがスタート。ケチャケチャと言いながら半裸の男性たちが入ってくる。
コロナがまだ収束を見せない時は人数を減らしてマスクをしながら踊っていたんだそうだ。
インドの古代叙事詩、ラーマーヤナの物語に沿っての演技。
ちなみに、今では古代劇場なみに立派な階段状の観客席になっているけれど、20年以上前はこんな感じだった。それだけツーリストが増えたんだと感慨深い。
ケチャダンス自体は最初に見た時の方があの独特の呪文のような掛け声が迫力があってすごいなぁ~と感じたのだけど、今回は一番上の席に座っていたから余計に声のボリュームも小さく感じて以前の様な感動はなかったけれど、とにかく一瞬の夕陽が凄かった。
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