シンガポールにCOMO Metropolitanとセドリック グロレがオープン♪

シンガポールにCOMO Metropolitanとセドリック グロレがオープン♪

バリやモルディブ、プーケット、ブータンなどにリゾートを経営し、バンコクにもシティホテルがあるのに、お膝元のガーデンシティーにはホテルがなかったシンガポールのCOMOグループ。

デンプシーに幾つかのレストラン&ショップがあって、オーチャードにはCOMO Shambhala Singaporeとして、ウエルネスセンターを展開していたけれど、最近オーチャードのパラゴンのお向かい(アップルストアーの裏)にCOMO Metropolitan Singaporeがオープンした。

ソフトオープンとなり、ここのホテルの目玉は何といっても今を時めくフレンチ パティシェ セドリック グロレの店がテナントとして入っていることだと思う。

オーチャード通りから少し中に入った場所に位置していて、前には近代的なモスクMasjid Al-Falahが立っている。

ホテルのエントランスはいたってシンプルで、ほとんどセドリック グロレのショップのエントランスになっている様に見える。ホテルはこの階段横のエレベーターで上がります。

ココに最初に訪れたのがF1シンガポールグランプリが開催されている時。午前中だったらなんなく入れるかも?と呑気な考えでいたら、ホテルの外に長蛇の列を見て速攻あきらめ、ホテル内のCOMO CUISINEで少し早めのランチをすることにしたのです。

奥にブティックを構えたCOMO CUISINEはまだ工事中?みたいなインダストリアルスタイル。

この時はバーカウンターにはボトルが並んでいるけれど、まだライセンスが降りてないとのことで、ただのデコレーションになっていた。

デンプシーにあるCulina at COMOには何度も行っているけれど、COMO CUISINEには一度行ったのみ。

暑かったのでグイっとビールでも飲みたいところだけど、ないのでヘルシーな野菜ジュースで喉を潤す。

Benoitがステーキを、

ニース風サラダのオープンサンドを頼んで二人でシェアーした。

食後にデザートでもどうですか?と聞かれて、お腹は一杯だったのだけど、ちなみにデザートでセドリックのケーキは食べられるの?と聞いたらNoとの返事だったので、完全独立しているみたい。

食べてみたいけれど、食べられないとなると、やはり予約して来るしかないと諦め、サイト上から持ちかえりで予約したのが9月18日で受け取れたのが10月4日。2週間ちょっと待ったのでした。

そして受け取り当日、この時は平日だという事もあったのっだと思うけれど、数人しか並んでおらず、ウォークインでもすんなり買える様になっていた。

このランプシェード、どこかで見た覚えがあるなぁ~と思っていたら、ワッフルでも有名なブリュッセルの老舗ダンドワの店が似たようなシェードだった。グランプラスにほど近いギャラリー内にある店舗はツーリストにも行きやすい場所。

そのうち、カフェのテーブルでも予約してパンオショコラでも食べに行こうと思う。

さてさて、私が予約していたのはパリブレスト、ライチ、ヴァニラビーンズ。家から保冷剤をいれた保冷バック持って大事に持ってかえったケーキは箱だってジュエリーボックスみたい。

きっとグロレ氏はすでにシンガポールを離れていると思うので、彼が作ったものではないにしろ、美しいです。

このケーキを食べるためにディナーは超控えめにし、いよいよ実食!躊躇なしにばさっと半分に切った。

ヴァニラビーンズは極薄&パリッとクランチーだけど口の中ですぐに溶けてなくなるチョコ、包まれたフィリングはカスタードクリームとタヒチ産のヴァニラが入ったガナッシュで美味しい。とても濃厚でリッチな味が口の中に残る。

そして、パリブレスト。一般的にパリブレストと言うとリング状のシュー生地を横半分にしてプラリネをサンドしたケーキの事をいうのだけど、断面図を見ると、薄いシュー生地が中に入っているのが見える。

お花の形をした美しいパリブレストだけれど、私的にはヘーゼルナッツのプラリネも下のショートブレッドもかなり濃厚で、半分でも多く、1/4ぐらいで十分なほどだった。

プラリネは砂糖をキャラメリゼしたものにローストしたヘーゼルナッツやアーモンドを加えてペースト状にしたもの。一口サイズのボンボンショコラに良く使われているので、ボンボンショコラ自体のこともプラリネと呼んだりするのです。

日本にいたならそんな事も気にかけずにいたと思うけれど、やはりベルギー人の夫を持って、現地に住んでみると色々知ることが出来たのは、いらない知識かもだけど、自分の人生を豊かにするものだと感じている。

そして、翌日に持ち越したライチ。これがとっても美味しかった!

ヴァニラビーンズと同じくパリッとクランチーなチョコレートでコーティングされていて、ココナッツのガナッシュにセンターにはフレッシュライチを使ったジェルが入っている。

ライチの甘みが感じられる爽やかなケーキは夫婦二人で、mmmmm・・・・・・これは美味しい!と感銘した。

ちょっと高いけれど、又何かの機会に食べたいなぁ~と思う。

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