アリゾナ州をドライブ!サボテンの山を抜けてフェニックスからフラッグスタッフへ
コロラドスプリングスやロッキーマウンテン国立公園などの日帰り旅を満喫したデンバーを離れ、
仕事を終えたBenoitと一緒にアリゾナ&ユタ州へ向かう。
行きもお世話になったドライバーさんの運転でデンバーの空港へ送ってもらった。
そうそう、デンバーの空港へと続く国道沿いには野原が広がっていて、そこには幾つもの穴や盛り土が見えた。
良ーく見るとそこには前足を前に揃え、後ろ脚だけで立っているプレーリードッグ!
それも野原のあちこちに、た~くさん!デンバーへの行きも帰りも丁度西日が当たる頃だったから、
た~くさんのプレーリードッグが皆一斉に太陽の方を向いて日向ぼっこしているみたいで、
とっても可愛かったのだ!
思わず、”可愛いね~”と言うと、ドライバーさんが病気を持っているから見るだけで触ったらダメだよと言われた。
デンバーから2時間弱のフライトで着いたのはアリゾナ州のフェニックス。
空港に降り立つと館内の放送もスペイン語が流れ、すでにデンバーとは違う陽気な雰囲気。
ユタ州にあるアマンギリが最終目的地なのだけど、何分にも辺鄙な場所にあるので、
デンバーからの行き方も色々考えた結果、
デンバーからフェニックスに飛んでそこからレンタカーが一番だった。
空港で予約しておいたレンタカーをgetしたら、
国道17号線をこの日の目的地フラッグスタッフまでひたすら北上していく。
フェニックスに着いたのは16:00頃。西日を浴びながらフラッグスタッフまでは2時間半ほどのドライブだ。
フェニックスの街を抜け、しばらくするとサボテンの山に囲まれた!
右も左もサボテンの山!わぁ~サボテンの山なんて初めてだよ~
サボテンの山に映る車の影は我々のレンタカー、キャディラック♪
サボテン公園とかで見るサボテンなんかよりも遙かに大きいサボテンが無数にニョキニョキ生えているのがと~っても新鮮な光景・・・・これが本来の姿なんだね・・・・
17号線をまっすぐ進むだけなんだけど、走っても走ってもサボテンだらけ・・・・
陽が沈んでモーブ色の空に包まれた頃にはサボテンの山からアップダウンのある山がちなエリアへと変わっていった。
やがて外が真っ暗な闇に包まれると空に広がるのは無数の星!
無数のサボテンの次は無数の星かぁ~アメリカってすごい・・・・・
車の中から見上げる空はまるでプラネタリウムの椅子にでも座っているかの様だった。
(運転手じゃなくて良かったよ♪)
後から調べたらフラッグスタッフは2001年に世界で初めて「国際ダークスカイ都市」に認定された町らしく。
町はずれには冥王星が発見されたローウェル天文台があって、設置された望遠鏡から月や惑星、星団を観察できるんだそう。
2時間半ちょっとのドライブでルート66の宿場町フラッグスタッフに着いた。
観光なんてしなくても、車で走っているだけで、
沢山の可愛いプレーリードッグ、サボテンの山に降り注ぐ星々・・・充実した日だったのだ。
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