The Vietageに乗ってダナンからクイニョンへの列車旅♪
ヴェトナム中部を旅した夏のヴァカンス。ダナンではインターコンチネンタル ダナンにステイし、そこからアナンタラ ホイアン リゾートへ移動。そこからクイニョンへはアナンタラのグループがマネージするThe Vietageに乗って6時間程の列車旅をしてきました。
6時間と聞くと長いなぁ~と感じるのだけど、車窓を流れる長閑な景色を見ながら乗っていると、あっという間でした。
ダナン駅朝8:05発の列車で、30分前には駅に着くように言われていたので、6:30にはホイアンを出発したけれど、混雑もなく40分ほどで駅に着いた。
ほどなくすると、The Vietageのプラカードを持ったスタッフが現れて、特別ラウンジへ案内してくれました。
ラウンジと言っても簡素なものだけれど、普通車両とは隔たりがあって、ここはちょっと違うのだなと感じる。椅子もゴテゴテの清朝スタイルっぽい。
すぐそこがプラットホームなので、次から次へと入ってくる列車を見ることが出来る。
ベトナムの南北ほぼ全長を走るこの路線はフランスの植民地支配下で1936年に完成したもの。
その後ベトナム戦争などがあったりしたけれど、国は数百の橋、数十のトンネル、150以上の駅を修理し、北のハノイと南のホーチミン結ぶこの路線は今では外国人ツーリストも乗せる人気の路線。
その中のほんの一部、ダナンとクイニョン区間を走るのがThe Vietageなのです。
普段、列車での移動はあまりしないのでワクワクしてたんだけど、予定の時刻を過ぎても全く来ない!
きっとよくある事なんだと思う。なので、遅れの少ない日本の電車と比べてはいけないのだ。
結局予定の時間から1時間ほど遅れてやって来たThe Vietage。
確か最後尾の3両がThe Vietageで、その他は一般車両になっている。
乗り込むと、左右に3つの個室があり、各々向い合わせに2シートなので、計12名が乗車できるのです。
この時は私達夫婦の他に4人家族が乗ったので、ゲストは6人。3人のスタッフで私達の旅をサポートしてくれた。
シートの幅は広くゆったりとしている。
お席が空いているので、Benoitとは左右に分かれて、一人ずつ個室を使わせてもらった。
バーも完備してあって、The Vietage用のおトイレにマッサージルーム(と言っても、ベッドではなくて、腰や肩用の椅子)もあり、
頂いた冊子を見ると、地図ではホイアンからクイニョンとなっているけれど、実際はダナン駅からディウトリ駅まで。
ホイアンとクイニョンにリゾートを持つアナンタラグループが中途半端なベトナム中部の移動をしやすくし、両方のリゾートにステイしてもらうことを考えての事だと思うけど、勿論アナンタラにステイしなくてもThe Vietageには乗れるのです。
ダナンの駅を出発し、しばらくすると軽い朝食が出ました。
窓からは蓮の花も沢山見ました。
一人15分ほどのマッサージを受けたあとはランチタイム!メニューは乗車前から決めておいたもの。
通過したり、停車したりする駅はどれも小さい。
前菜にキノアのサラダ。これにホイアンのチリソースが乗っている。
このジャムの様なチリソースがとっても美味しかった。お土産で売っているのを見かけなかったのだけど、市場とかにあったのかしら~?。もし次にホイアンに行くことがあったら、探して自分のお土産として買いたいと思っている。
メインにチキンライス。前菜と共に結構なボリュームなので半分でギブアップ。The Vietageのドリンクメニューも飛行機のビジネスクラス並みに揃っているか、それ以上だったと思う。
デザートにはクリームブリュレ。
景色はずーっと緑で、時々お墓が見えたり・・・・・
とにかくベトナムの田舎を時速50kmぐらいの速さで走っていく。
なので、新幹線なんかと比べたらとってもゆっくりな列車旅なのです。だから320kmぐらいの距離を6時間もかかるのね!
Benoitは食後にバーで飲んだり、私は読書にうたた寝。
列車の形をしたチョコレートを手土産に頂いて、目的地のDieu Triに到着!
ここも長閑な駅です。
The Vietageのスタッフがホテルの送迎車まで荷物を運んでくれました。
ホテルに付いてから気が付いたネームタグ。ひっそりとやっている所なんてアマンみたいじゃない!
スタッフの皆さんとても親切丁寧で6時間の列車旅はとっても快適でした。
日本からのベトナム中部の旅と言えば車で移動のしやすいフエ、ランコー、ダナン、ホイアン辺りになるのだろうけれど、まだまだ行く人の少ないクイニョンへ訪れるのにもし時間があるのならば、ダナンからクイニョンへの列車旅は一人400USDで楽しめるのです。
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