西安の三蔵法師に会いに行こう!
西安の街の主な観光場所、秦の始皇帝の兵馬俑、玄宗皇帝の寵愛を受けた楊貴妃ゆかりの場所、空海や阿倍仲麻呂のゆかりの地、
天竺まで経典を求めて旅した三蔵法師,etc・・・・・
日本人にはどれもなじみのある名前だけど、我が夫のヨーロピアンにしてみれば?????ばかり
なので、1日目に城壁内散策、2日目にはホテルで車&ドライバーをチャーター!
三蔵法師が翻訳に取り組んだ場所だという大雁塔と兵馬俑博物館を見て、その後空港まで送ってもらうプランを立てた。
強固な城壁を出て広大な慈恩寺へ
柱か何処かの一部だと思う、手彫りで作業する人
職人さんは凄いな~
三蔵法師が天竺から持ち帰った経典の保存と翻訳の為に建てられた7層の塔が大雁塔
中には有難い経典が今もあるなんて事はもちろんなく、螺旋階段で上まで登る事が出来る
初めは5層だったけど、後に今の7層に改装されたのだそう・・・
上から街を見下ろすも、フィルターがかかったように白い空
これが北のゴビ砂漠、西のタクラマカン砂漠からの砂の影響なのか、もしくは上海と同じくかなりの大気汚染なのかは分からない
塔の完成を待ちわびた三蔵法師は毎日現場に来ては、自ら瓦を運んだらしい
塔の名前は、法師が天竺で修行中に飛んでる雁の群れを見て、”ふと食べたいなぁ~”と思ったら
1羽の雁が足元に落ちてきた事を恥じたからだと言う逸話に基づく・・・・
西安有数の夕陽の名所らしいのだけど、こんなに白くて夕陽に染まる姿なんて見れるのかしら?
本当の顔はどうなのかは知る由もないけど、この像の法師は穏やかな顔をしている
日本人なら誰もが知ってる小説『西遊記』は、三蔵玄奘が見た他国の文化や歴史などを書いた旅行記『大唐西域紀』が基になっている
私も上海に居る間に、三蔵が歩いて立ち寄った場所であろう、敦煌~カシュガルなどのシルクロードの旅は是非したいと思っている。
この塔を出た後は頭の中でゴダイゴのガンダーラの曲が何度も何度も繰り返し流れた・・・・・
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