小さなエルサレムと呼ばれるイタリアの美しい村ピティリアーノ
マレンマの温泉サトゥルニアからもっと内陸へと車を走らせる。緑の田舎道を走っていると突然絶壁の上にある村が見えて来た。
崖の色と同化したレンガ造りの家が並ぶ村はPitigliano(ピティリアーノ)
2000年以上前にエトルリア人によってつくられた村
一際目立つ大きな水道橋は15世紀半ばに近くの渓流から町に水を運ぶために作られたそうで、
村の裏には小さな滝があったし、昔から水が豊富で困る事はなかったんだろうな・・・・
前を歩いていた老夫婦の後ろ姿が妙にこの雰囲気にピッタリマッチしていて思わずシャッターを切った。
16世紀に教皇領から追放されたユダヤ人達がピティリアーノに逃れ、
シナゴーグや、ユダヤ人のコミュニティーを造りユダヤ文化が根付いたことから”小さなエルサレム”と呼ばれるようになったそう
彼らの残した古いシナゴークも村に残っていた。
お土産屋さんも色々。
私はスープ用の豆を買ってかえった。
噴水の近くでコーヒータイム
小さなエルサレムを後にして、トスカーナの天空に浮かぶ村へと向う。
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