美しいイタリアの古都シエナでの宿に選んだのはシャトー＆ホテルズ コレクションに加盟しているResidenza d’Epoca Campo Regio Relais（レジデンツァ デ エポカ カンポ レジオ ルレ ）。長い名前だけれど、16世紀に建てられた歴史あるバストーン・デル・パッパガッロと呼ばれる建物内の一部を改装したホテルなのです。

中世シエナのメインストリートの1つであるVia della Sapienzaにあって、入口はとても小さくて、見逃してしまいそう。ローマなんかでもそうだけれど、歴史的建物を改装したホテルはみなこんな感じ！

予約していたお部屋はNo6の部屋（このNo6だけがプライべートで味わえる贅沢な景色があるのです）

弧を描いた天井のお部屋を窓際へと進み、窓を開けると、

わぁ～～～～シエナの大聖堂が目の前！

煤けたレンガ色の街が一望なのです！

夜、ライトをつければ一層オレンジ色に・・・・

アンティークの家具がとても似合う

バスルームもお部屋と同じくオレンジ色。

バスタブはないけれど、アーチが印象的なバスルーム。

上階が共有スペースになっていて、テラスからはお部屋よりも長めの良い景色が広がっていた。

ここでとる朝食は最高！（復活祭時期だったので、イースターの飾りもあって雰囲気満点）

あちらこちらからガランゴロン、ガランゴロン・・・輪唱の様に聞こえる教会の鐘の音が異国情緒を掻き立てる。

隣の建物の１階がピザ屋さんで、窓を開ければ賑やかな話し声にカトラリーの音。

でも不思議とうるさいと感じなくて、教会の鐘の音もレストランから漏れ聞こえる音も、旅をしてるんじゃなくて、そこに住んでいるかの様な雰囲気だった。

それはきっと、ここが観光客がひっきりなしに通る道ではなくて、裏通りだったからなのかもしれない・・・・・
ドゥオーモと塔２つのシエナのランドマークが見える好位置なので、ちょっとした穴場スポット！

私達も一晩ここでディナーをしました。

トリュのソースが美味なニョッキ

シンプルなサラミを乗っけたピザ。

デセールは素朴な郷土菓子とリキュール。

ホテルはＢ＆Ｂみたいだけれど、街の中心部に位置しているから、簡単にアクセスできてとても便利。

何といっても窓からの景色が最高でした！