シンガポール川沿い旧倉庫のクールなデザインホテル、The Warehouse Hotelにチェックイン♪
19世紀のシンガポール川は貿易港として栄えていて、川辺には倉庫が沢山並んでいたそうだ。
この時代はアヘンの取引が盛んで、ホテル前の大通りHavelock Roadは”Chiu Long Lo”若しくは”Spirits shed street”と呼ばれ多くの密造スピリッツが醸造されていたらしい。そして、この辺りのHavelock Roadは中国の保護領域に近い事もあって、その時の秘密結社とよく関係があったのだそう。 ※スピリッツ=ビールやワイン等、度数の低いお酒を火にかけて蒸留し、よりアルコール度数を高めたもの。ちなみにジン・ウォッカ・テキーラ・ラムが世界4大スピリッツ。
1895年に建てられた建物は元々は裕福な中国人商人Lim Ho Puah氏のが所有していたもので、彼は若くして中国からシンガポールに移住し、その後東南アジアで最も成功した実業家の一人だそうだ。 ※アヘンで沢山稼いだのかな?
2013年には都市再開発で政府の手に渡り、2015年に3つの象徴的な倉がThe Warehouse hotelとして開発計画が出される前までは、シンガポール最大のナイトクラブのうちの一つ(1986-1996)だったのだとか・・・・
今回ステイしたきたホテルはそんな歴史もあり、2017年オープンのちょっとダークな歴史の香りがする旧倉庫のホテル。
シンガポール川沿いのローバトソンキーにはカフェやレストランが並び、昔の倉庫がお洒落に変わっている。
周りにはコンドミニアムも沢山あって、シンガポールに駐在している日本人ファミリーも多く住んでいる場所。
観光でシンガポールに訪れるのなら、少し不便かなと思ったけれど、フォートカニングやクラークキーの駅も徒歩圏内。
白塗りの旧倉庫を改装したホテルはデザインホテルズに加盟している。デザインホテルズもいつからかマリオットの傘下になっているのね・・・・
自動ドアが開いて中に入れば、お洒落な空間が広がっている。
壁のレンガがむき出しのインダストリアル系
レセプションカウンターもシンプル&お洒落
え~っと何でこんな物が?って物が売っていたりする。
レセプションもバーラウンジも同じ空間にあるのだけど、それぞれが邪魔せず各々のスペースがカッコイイ
車輪の様なオブジェは倉庫で使っていた滑車からインスパイアーされたものかなぁ?
ひさしぶりにステイするクールなデザインホテル、お部屋も楽しみ・・・・
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