マニラの旧市街イントラムロスを歩く
ローカルにも何も見るものがないと言われたマニラの街だけど、スペインの統治時代の面影残る一角は別世界でした。
まずはオルティガスセンターにあるエドサシャングリラからグラブの車を捕まえて、サンチャゴ要塞まで。道中で見た電線はニューデリーと同じくらい凄いことになっていた。いくつものメーターが付いているから、きっと機能はしているんだと思うけれど、漏電とか大丈夫なのかな?もし雷が落ちたら大変!!
16世紀に造られた石造りの要塞。
壁の上は歩くことが出来る。ヨーロッパには要塞都市が沢山だけど、クロアチアのドゥブロブニクが綺麗で一番記憶に残っている。地中海の碧い海に囲まれ、オレンジの瓦屋根が美しく、要塞のゲートには今でも衣装を着た兵隊さんが立っているのです。
川沿いには風で吹き飛ばされそうなトタン屋根の家がギュッと詰まっていて、見る限り家の排水はそのまま川に流れているみたいだった。
かと思えば、高層ビルが立ち並んでいて、貧富の差がとても激しい。
サンチャゴ要塞のゲートからイントアムロスの中心部へと歩いて行くと、観光客目当ての馬車やカートが客待ちしていた。
こちらはマニラ大聖堂。ここで写真を撮っていたら、小さな子供がコインプリーズと言って手を出してきた。
お金をあげても良いのだけど、親に頼まれて来てるんだと思うし、この子にあげたら、他の子も寄ってくるだろうから、ここはぐっと我慢してあげない。でも何だか不憫でしょうがない・・・・
そして、イントラムロスの中心地でもあるカーサマニラ博物館に到着。
1850年代の邸宅を復元した博物館。スペイン植民地時代の家具、アート、建築物を見学できる。丁度、古本市が開催されていて、同時にコカ・コーラの宣伝でミニ缶を配っていた。冷えたコーラがとっても美味しかった。
外壁もそうだけど、噴水のあるパティオはとってもファミリアル。
中は華洋折衷と言った感じ。
奥のキッチンは中世のそのまま。
束の間の南欧の雰囲気を味わいました。
こんな建物↓なんか本当にスペインのマドリットとかにあるものね~~~~
スペイン人がフィリピン統治のために建てたマニラ最古の街イントラムロスはスペイン語で“壁の内側”という意味だそうだ。
何もないと言われたけれど、この一角は散策していて楽しかったです。
LEAVE A REPLY