ジャワ島のヒンドゥー教と仏教寺院、プランバナン寺院群を訪ねよう♪
せっかくジョグジャカルタまで来てるのだからボルブドゥール遺跡だけじゃなくて、アジアでは最大だと言われるプランバナン寺院群まで足を延ばしました。
8月17日がインドネシアのナショナルデーで、訪ねた日はその直前の日曜日。ジョグジャカルタの街に差し掛かるとパレードとすれ違った。
かなり長い距離に渡って、色んなグループのパレードが行われていたのだけど、衣装もとってもユニーク。
そんな事もあってか、滞在していたアマンジウォからは2時間ぐらいかかって到着したプランバナン寺院。
赤子の様に至れり尽くせりで何でも代わりにやってくれるので、チケット売り場でアマンのスタッフからプライベートのガイドさんにバトンタッチして遺跡巡り開始!
9世紀頃に建てられ、宗教行事で使っていたプランバナン寺院は火山の噴火、遷都、地震などにより崩壊し廃墟に。1733年に再発見され、長い年月をかけて今の姿になっているのだそう。モノトーンの写真には1925年とあって、その頃と比べても段違いで修復されているのが分かる。
良く晴れて暑いのは暑いのだけど、8月の乾季はカラッとしているので、ジメーっとした不快感がなくて良かった。
真ん中ににシヴァ堂、その両脇にヴィシュヌ堂とブラフマー堂がならび、それぞれの正面には各神様の乗り物であるナンディ(牡牛)、ガルーダ(神鳥)、ハンサ(白鳥)の堂が立っている。
破壊の神様シヴァと乗り物のナンディ。私、牡牛がシヴァ神の乗り物だったなんて初めて知りました。
シヴァ神を祀った堂には他にも3部屋あって、その中には息子のガネーシャの姿も。
こちらはシヴァの奥さんのドゥルガーの像
誰の足?
土台の壇は1辺が110mの正方形で、まわりには100以上の小祠堂がたっている。
回廊にはラーマヤナの物語などを模ったレリーフが彫られ、一つ一つ見ていくとキリがないほど。
どれも美しいです。
こうやって見ると修復が完成したように見えるけれど、辺りを見渡せば石がゴロゴロしている。
それでも、ナンバーがふられグループ分けされているのです。
次に向かうのはセう寺院
少し遊歩道を歩いてから、カートに乗り込む。
道中にボロブドゥール遺跡のミニチュア版みたいな寺院を過ぎ
到着、セウ寺院。
大きな守護神に守られたセウ寺院、こちらは仏教寺院なんだそうだ。
主堂含め249の祀堂からなっているのだそう。
印象は全く違うけれど、カンボジアのアンコール遺跡群の一つ、バンテアイ スレイに彫られたデヴァターみたいな女神像が見れる。
こちらはプランバナン寺院に比べ人も少なくて見学しやすかったです。
アンコール遺跡群でもそうだったけれど、その当時の王様の名前とか、ヒンドゥー教の神様の名前とか何度聞いても頭に残らないので、なかなか理解するのが難しいのだけど、寺院の壮大さには感服する。
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