ラオスの世界遺産ルアンパバーンの寺院、そしてプーシーの丘を登る
朝ご飯をしっかり食べた後は3時間ほどガイトと一緒にルアンパバーンの街を歩いた。アマンタカにチェックインした日に私達の旅の無事を祈ってもらったBachiセレモニーで使用した花飾りをお寺にお供えするのが良いと言われ、それも忘れずにちゃんと持って部屋を出た。
花の飾りを持って訪れたのはルアンパバーンの国立博物館のお隣に立つワット・マイ。完成までに70年の歳月を要したお寺で正式名称はもっと長いらしく”美しい黄金の国土の新しい寺院”と言うのだそう。5重の屋根が特徴のルアンパバーン様式。
本堂のファサード、壁には金のレリーフが施されていて、これはインドの叙事詩ラーマヤナの物語が描かれているのだそう。
東南アジアを旅すると良く耳にするインドの叙事詩ラーマヤナ。ヨーロッパでいう所の古代ギリシャの叙事詩オデュッセイアみたいなもんなのかしらね・・・・
キンキラキン
お堂の中はさほど広くもなく、仏像も小さめ。
興味津々でずーっと見てたどこぞのツーリスト。
ここで、ガイドに言われるままにお祈りをしてお花を捧げた。
その後はナショナルミュージアムを見渡すことの出来る階段を上り、プーシーの丘へ
かつて王宮だった建物を利用して出来た博物館では王族たちが使用した家具や調度品が並べられ、豪華絢爛な生活様式が垣間見られるらしいのだけど、私達は入らず外から見るだけにした。
屋根に乗っている飾りを何というのか聞き忘れた。せっかくガイドと一緒に廻っているのにね~~
高さ150mほどの丘を登る途中で僧侶たちとすれ違った。まだ若い僧達で、なんだか楽しそうだったのが印象的。
丘の頂には小さな小さなお寺が立っていた。
ルアンパバーンの街を一望できる丘はサンセットの名所でもあるらしい。
ゆっくりと流れる雄大なメコン川
山に囲まれたルアンパバーンの街、滞在していたアマンタカも見えた。
丘を降りた所でアマンタカのトゥクトゥクが待機、お水とおしぼりを出してくれる。カンボジアのシェムリアップの様に暑くなかった2月のラオス。この日は曇り空だという事もあって尚更だった。328段の丘を登ってやっと長袖のスェットを脱いだぐらいだたもの。
バンブーブリッジ、通常は11月から5月までらしいけれど、この2月にはもう橋がなかった。残念。
メコン川とナムカーン川が交わるビューポイントまで歩いて、カフェで休憩。
川の流れを見ながら飲むカプチーノにホッとする。
このまま座っていたい気もするけれど、腰を上げて街歩き再開。
この街一番だと言うワット・シェーントーンはルアンパバーンを象徴するお寺で、ラオスの国中の寺院の中でも最高の美しさを誇るのだそうだ。境内にブーゲンビリアが咲いていて空が青かったらもっと綺麗な印象だったかもしれない。
それでも他の寺院とは違う華やかさが感じられた様に思う。
黄金の竜をモチーフにしたこれ、霊柩車だそうだ。シーサワンウォン王の葬儀で使用されたのだそう。
カラフルなアオザイを着たヴェトナムツーリスト達。
本堂の背面にモザイク画が有名。描かれた木はこの地に立っていた高木を模して職人たちが作ったと言う。
ガラスの象眼がはめ込まれたお堂は庶民や僧の生活、王宮の行事などが描かれている。
小さな街に60余りの寺院が存在するルアンパバーン。お寺巡りも2.3くらいが丁度よいみたいだ。
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