屋外美術館と言われるフィレンチェのシニョリア広場

フィレンチェに来たなら、ドゥオーモに続いて誰もが見上げるシニョリア広場にあるヴェッキオ宮殿の搭。

スラっと長い塔が目を引くこの宮殿は13世紀に建てられ、16世紀にはメディチ家のコジモ一世が住んでいた場所。今は半分市庁舎、半分博物館となっている。なので、私達が丁度訪れた時は中の広間は記念式典の場所として使われていた。

写真右上にお隣の美術館と繋がる秘密の廊下が見えるのだけれど、この話は又後程。

シニョリア広場にはコジモ1世のブロンズ像、お隣の噴水のネプチューンは、まるでコジモが”俺がいつでも見ているぞ!”と言わんばかりに見える。

屋外美術館と呼ばれるのも納得、レプリカのダビデの像を始め、回廊に彫刻が沢山並んでいるロッジア ディ ランツィ。ミケランジェロ作のダビデの像はちゃんと本物を観て来たけれど、浮き出る血管とか見上げると迫力があった。

この回廊の部分はメディチ家の人たちがシニョリア広場で行われる式典などを観覧する場所だったそうだ。

切り取られたメデューサの首が怖い・・・・

夜のヴェッキオ宮殿の中庭も入れるのだけど、夜はとても妖艶な雰囲気。

ほとんど剥げてしまっているフレスコ画もあり、だから余計に時の流れが感じられる

夜のヴェッキオ宮殿と噴水はちょっと不気味に感じた。

暗くなり始めた頃に見るヴェッキオ宮殿は何故か映画ハンニバルの一場面を思い出す。

シニョリア広場に面するグッチミュージアム付属のカフェは何度か利用した場所。

3泊4日のフィレンチェ滞在中毎日来ていたので、スタッフとお話する事も多く。そんな中でフィレンチェで一番美味しいジェラート屋としてガイドブックに載っていたお店がこのグッチカフェに努めるイケメン君のお母さんが経営する店だった。

結局ミュージアムの見学はしなかったけれど、その代わりにミュージアム限定のトートバックを買った。

広場からも見えるヴェッキオ宮殿とウフィツィ美術館を繋ぐ通路。

ポンテヴェッキオの上を歩く秘密のヴァザーリ回廊も歩いたので、この秘密の通路も歩いてみようと思う!

幾つもの隠し部屋と通路があると言うヴェッキオ宮殿の内部をめぐる”シークレット・パッサージュ・ツアー”

つづく・・・・・

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