中世の栄華の輝きが残る街ゲント

この日はブリュッセルでは年に1度の”No car day”
朝9時から夜7時まで一般車の通行禁止、公共機関のバス・トラム・メトロは無料。
だからブリュッセル中自転車でいっぱいになる日でもある。
そんなブリュッセルも楽しんでみたいけど、私達が向かったのはベルギーはフランドル地方のゲント。
朝9時前には家を出て、高速でてしばらく走るとすご~い雲。
ブリュッセルでは青空で良い行楽日和だったのに・・・

分厚い雲に覆われてテンションも下がり気味だったのに
この辺り工事中だらけで更に下がる・・・・・

レイエ川とスヘルデ川が合流する地に出来た街
北海へと繋がる内陸港があった事から交易と毛織物産業で繁栄して
16世紀にはパリに次ぐ大都市だったらしい。

重い空気と重厚な石造りに圧倒!高い塔ばかりで上ばかり見てた

ゲントの黄金時代の面影は建物に残る
昔は馬車が通ってたりしたんだよね・・(観光用じゃなく)

19世紀の建造、王立劇場

聖バーフ大聖堂
ローマ帝国皇帝のカール5世が洗礼を受けた格式ある大聖堂。
ここに中世フランドル絵画の傑作”神秘の子羊”があるのだけど
日曜日は午後1時からオープンらしく、残念だけど見る事が出来なかった・・・
時を告げる鐘の音もなんだか悲しげに聞こえた

広場のあちこちでアンティーク・マーケットを見かけた
その中の本屋さんにフランスの週刊誌Matchに天皇の結婚式の写真があった

レイエ川、グラスレイ付近は工事もしてなく
川沿いにはだ~っと並ぶギルドが水面に映って綺麗

この辺りはブルージュにも似てる
花を見てようやくテンション回復↑”花の都”と呼ばれる事もある街

フランドル伯爵城

同じベルギーでもワロン地区のお城は山の中だったりするけど
平地のフランドル地方、 真っ平らな場所にある

少しずつ天気も回復、うっすら太陽の光も見えてきた!

精肉市場

中に入ると生ハムがいっぱい吊るされてた!(偽物か??)
中世の時代はここで肉の売り買いがされてたんだよね・・・・

ゲントは夜のライトアップされた街がとても綺麗で
2004年には「訪れる価値のある町」としてミシュラン3つ星も獲得したんだそう。

ここゲントだけじゃなく
平地のフランドル地方は自転車に乗る人が大勢いる
ゲントの街は工事がすべて完了した後、夜の街も見てみたいし天気の良い日に1泊で要リベンジ!

ブリュッセルは一応フランドル地方にあるけどフランス語を話す人が多い。
フランス語なら何度も耳にしてるから、分かる単語もあったりするけど
フラマン語・・・・・知ってる単語さえも拾えない
同じ国にいて、全く別の国にいるみたい。
まったく違う地形・建物・言語・人々
国内で海外旅行してる気分になれる国ベルギー
面白い!

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