モンテ オリヴェート マッジョーレ修道院でグレゴリオ聖歌を聞く
2週間のトスカーナを巡る旅も中盤、この日はモンテプルチャーノからシエナへ向けて出発!シエナに行く前に寄りたかったのが、Abbazia di Monte-Oliveto maggiore。
よく晴れた復活祭の日曜日、修道院へと向かう道すがらのドライブも気持ち良い。
モンタールチーノ郊外のサンタンティモ修道院と同じくグレゴリオ聖歌でミサを行う糸杉の森の奥深くにあるモンテ オリヴェート マッジョーレ修道院。
信者でなくても参加できるミサ、私たち以外にもカメラを首からぶら下げた観光客も多数だった。
そして、復活祭の朝のミサだとあって、教会内部は溢れんばかりの人だったのです。
元オペラ歌手の修道士が歌うソロは素晴らしいと聞いていて、
此処に来る前にグレゴリオ聖歌をコルシカの曲っぽい物だと勝手に思い込んでいただけに、ちょっと拍子抜けした感はあるものの、
教会の外、遠~くから微かに歌声が聞こえてきて、その歌声が段々と近くなってくる・・・・
白装束に身を包んだ修道士達が歌いながら教会へとやってくるのです。
これはちょっと一見の価値あり!
トスカーナにある同じ修道院でも、先に訪ねた外も中も質素なロマネスク様式のサンタンティモ修道院が陰なら、モンテ オリヴェート マッジョーレは華麗な陽のイメージがする。
人里離れてひっそりと、・・・・と隠者的な匂いがするのは断然前者のサンタンティモ修道院かなぁ~
ワインカーブもあって、そこでワインを買うことも出来る。私達も漏れなく買って帰った。
緑の渓谷を抜け、次は剣の伝説が残る廃墟と化しした修道院へと向かう・・・・
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