Abbazia di Monte-Oliveto maggioreでグレゴリオ聖歌を聞く
モンテプルチャーノからシエナへ向けて出発
気持ちよく晴れた復活祭の日曜日
モンタールチーノ郊外のサンタンティモ修道院と同じくグレゴリオ聖歌でミサを行う修道院へ寄り道
糸杉の森の奥深くにある
モンテ・オリヴェート・マッジョーレ修道院
信者でなくても参加できるミサ、私たち以外にもカメラを首からぶら下げた観光客も多数
そして、復活祭の朝のミサだとあって、教会内部は溢れんばかりの人だった。
元オペラ歌手の修道士が歌うソロは素晴らしいと聞いていて、
此処に来る前にグレゴリオ聖歌をコルシカの曲っぽい物だと勝手に思い込んでいただけに
ちょっと拍子抜けした感はあるものの、
教会の外、遠~くから微かに歌声が聞こえてきて
その歌声が段々と近くなってくる・・・・
白装束に身を包んだ修道士達が歌いながら教会へとやってくるのだ
ちょっと一見の価値あり!
質素なロマネスク様式のサンタンティモ修道院が陰ならモンテ・オリヴェート・マッジョーレは華麗なバロック様式で陽のイメージがする
カーブもあって、そこでワインを買うことも出来る
人里離れてひっそりと、・・・・と隠者的な匂いがするのは断然前者のサンタンティモ修道院かなぁ~
修道院のカーブでワインを買った後は
もう一つの修道院へ
草原の中に佇む廃墟と化したAbbazia di San-Galgano
いろいろな映画に登場してるんだとか
戦いに明け暮れた騎士ガルガーノが十二使徒に出会って入信
十字架代わりに剣を岩に突き刺したと言い伝わる・・・・
修道院跡から少し離れたところにあるモンテシエピ礼拝堂には
騎士ガルガーノが突き立てた剣が残っていて
何等かの測定によると12世紀頃のものらしく、
そして礼拝堂には手のミイラもガラスのケースに入っていて、剣と同年代だとか・・・・
ちょっとアーサー王伝説チックな修道院を後にして
古都シエナへと向かう
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