ベルギーの学園都市ルーヴェンの街歩き

ベルギーでルーヴェンと聞けば誰もが”あ~大学がある学生街ね!”が真っ先に出てくる言葉で、哲学者エラスムスも教鞭を執ったのだとか。

旧市街のグロートマルクト広場にそびえる市庁舎は石のレースと呼ばれるだけあって、とっても細かい。

何となくゲントの市庁舎にも似ている気がするけど、ファサードは町の名士や聖書に出てくる人達など300体の繊細な装飾は圧巻!

後期ゴシック様式の傑作だそうだ。

市庁舎の横には昔ギルドハウス今はThe Fourthと言う名のホテルがあって、教会と市庁舎と並ぶと中世の頃の栄華が垣間見れる様。

起源を986年に遡るベルギー最古の教会、聖ペトロ教会

グロートマルクト広場より広いんではないかと思うアウデマルクトは1425年創設のベルギー最古のルーヴェン・カソリック大学のホール前にあって、夏ともなればビヤガーデン状態!

階段状の切妻屋根の家が並んでいてメルヘンチック!そんな可愛いらしい屋根を見ながら飲むのは勿論ビール。

ルーヴェンはビールの街でもあって、ステラ・アルトワの会社があるのもここ。

ブリュッセルのイロサクレみたいにレストランが連なった通りムント通りに出れば食事にあぶれる事はないくらい!びっしりとレストランが並んでいる。

賑やかな学生街の反面、ベルギー最大のベギン会があるのもルーヴェンで、一歩中に入ればとても静かなのだ。↑町を歩いてみて見かけた通りの名前がユニーク!

旧市街の北に位置するベギン会はその周りから厳かな雰囲気が漂っていた。

このベギン会自体が一つの村の様になっていて、曇り空も手伝ってか中世の世界そのもの

ベギン会は中世の北西ヨーロッパで出来た女性の修道会の建物。

ベルギーではフランドルを中心にいくつものベギン会があるけど、ツーリストになじみがあるのはやっぱりブルージュの物だと思う。

フランドルやオランダに来ると何故か自転車の写真を撮りたくなる。

石畳にレンガの家、無造作に置かれた自転車が絵になるから不思議

1230年に最初の部分が建てられて、以降拡大していって、現在は大学の宿舎などとしても利用されているのだとか。

こんな所で勉強したら静かではかどりそうだよ!

修道女の井出達がホント中世の頃のままで、

そんな時にカランカランとカリヨンの音が聞こえてくると、この空気感も2倍増しになる。

街の北に位置する大ベギン会と反対に、南にあるクライン ベギン会はとっても小さなベギン会。

白く塗られたレンガの家が並ぶこの1本の通りがベギン会で、

ドアにはそれぞれ、はSt.AnnaやSt.Luis等の名前が書かれていた。

白壁にピンクのバラや窓辺を飾る花々がとても女性らしい通り。

街の中に川も流れていてミニ ブルージュ

ブリュッセルから日帰りで遊べる街だけど、1泊してゆっくり街歩きしてみるのが良いかも

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