クラクフのユダヤ人街には昔の商店そのままの様なお店やレストランが沢山あるけど、私が入ったカフェはセピア色の写真が壁一面に飾られたレトロなカフェだった。

店の前は昔の市場だったのかな？ちょっとした広場になっていて、そこで食事も出来る様になっていた。

クラクフに行くにあたりネットサーフィンしていて見つけた写真がMleczarniaだったのです。

店の時計もクラシカル

店を入った所にカウンターがあるのでそこでオーダーして自分で運ぶセルフサービス。私以外他にお客さんもいない店内に立つとなんだか時代がワープしたよう！

色あせたセピア色の家族写真、ブリキの缶、手編みのレース、どれ一つ揃っていない年季の入った椅子にテーブル。自分自身の家にヨーロッパのアンティーク類を飾るのは全く趣味ではないけれど、こうやって旅の中で訪れた空間だと素敵だなぁ～と感じる。

クルミのケーキは私には美味しいと感じなかったけれど、誰も居ないこの場所で一人レトロな空間に浸っていたのです・・・・