バルセロナの街歩き、グランピアからコロンブスの記念塔まで
2020の最初で最後となっと旅行はシンガポールから欧州へ。ブリュッセルで諸手続き等野暮用を済ませ、そこからスペインはカタルーニャの州都バルセロナへと向かった2週間だった。
ヨーロッパに着いた3月初旬はイタリアで感染が多くなってきた頃ではあったけど、ブリュセッルではまだ片手で数えられる位の感染者数だった。ブリュセッルで1週間過ごし、バルセロナで過ごした1週間も普通に人は街を歩き。観光客もそれなりに多かったと思う。
それが、バルセロナからシンガポールへ戻る頃には、あれよあれよという間にヨーロッパ、イランに感染が広まり、数時間の差で14日間の施設隔離生活を逃れ、シンガポールでの規制が強くなる前に戻れたのです。
それから約10カ月、スーパー ナノサイズのウイルスに全世界中こんなに苦しむとは思ってもみなかった・・・・・
スペインには首都のマドリード、40度超えの真夏のアンダルシア地方、美食の町サンセバスチャンには行った事があるけど、バルセロナは始めてで、ブリュッセルから乗った飛行機の窓からは着陸前にバルセロナの街が見え、一際大きなサクラダファミリアも見えてちょっと感動した。
バルセロナに着いたのは夕方近くだったので、翌日から街歩き開始!滞在していたのが、グランピア通り沿いで、カサバトリョ等の観光スポットにも近くとっても便利な場所だった。
バルセロナの町は海辺近くのゴシック等の旧市街は入り組んだ路地が残っているけど、他は碁盤の目の様になっていて、歩きやすい。
近郊のツアーバスなどの発着地でもあるカタルーニャ広場。
朝のカプチーノを広場で飲みながら思う、南ヨーロッパってやっぱりいなぁ~と・・・
現在住んでいるシンガポールではまずお目にかかれない雲一つない真っ青な空がやたらに眩しい。それにカラッとしてるのが何より嬉しい。東南アジアの湿った空気はお肌には良いかもしれないけど、纏わりつく様な湿り気がたまに嫌になる時がある。
海辺へと繋がる目抜き通りのランブラで面白い建物を見つけた。傘のお店の様だ。
お店の看板もユニークで、ドラゴンがランプを下げて、その下には傘。
ヨーロッパの街では各々守護聖人なるものがいるのだけど、確かブリュッセルではサン ミッシェルだったけな?
カタルーニャの守護聖人はサン ジョルディだそうだ。(サン ジョルディ=セント ジョージ)
ドラゴンが、生贄に捧げられた王女様を今まさに手に欠けようとしたその時に、白馬に乗った騎士が現れてドラゴンを退治して王女様を助けたと言う。倒されたドラゴンから流れた血は薔薇となり、ジョルディはその薔薇を王女様に贈ったと言う伝説。4月23日は白馬に乗った騎士ジョルディが亡くなった日で、亡くなって聖人となったジョルディの日には街中に薔薇を売る屋台が出るそうだ。
Museu de Cera de Barcelonaバルセロナの蝋人形館を過ぎると、すぐにマリーナへと出た。
青い空の下、コロンブスが指を指しているのがはっきりと見える。そこはもう地中海だ!
幾千のものヨットが停泊するマリーナで休憩。スペインに来たなら絶対飲むクララ コン リモン(ビールのレモンソーダ割)フランスのパナッシェと同じ。夏の暑い時期なんか特にグイグイ飲めてしまう。
先に見えるドバイにあるブルジュ アル アラブの様なヨットのマストみたいな形はWバルセロナ。
帰りは目抜き通りではなくて、ごちゃごちゃした旧市街を抜けて戻ろう!それにしても気持ち良い青空!これだけで気分が数倍UPする。南欧の人達は西や北欧の人達に比べて陽気だと言わるのも納得。
現在住んでいるシンガポールには小洒落たケーキ屋さんやカフェが沢山あるので、洗練されてはいない、ヨーロッパのこういった昔と変わらない懐かしい感じが新鮮に映る。
狭い裏通り的な小路から見える教会の搭とかたまらない!少し前まではこれが日常だったのよね・・・・
建物の突き当りがコートヤードになっていて、そこにはオレンジの木。真ん中には水盤があってちょっとアラブチックな感じがする。
サンタマリア バシリカの前に出た。丁度この前の広場で、輪になってダンスをしているグループを見かけた。
後から聞いたら、毎週末ここで踊っているのはカタルーニャの民族ダンスだそうだ。少し前にも独立問題で話題にもなったカタルーニャ地方。昔ブリュッセルでのフランス語学校で、クラスメイトであるスペイン人は自己紹介の時に「スペインから来ましたと」とは言わずに、「カタルーニャのバルセロナから来ました」と言っていたほど。カタルーニャの民族意識はとても高いのを覚えている。
バルセロナには面白い建築物が沢山!本当に見てて飽きない。こちらも良く見ると面白い。
目玉が沢山のビルだった。
バルセロナの街歩きつづく・・・・
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