光の洪水!サグラダファミリアの中は万華鏡の様

ガウディが手掛けた建築物では最大のサグラダファミリアは今まで見て来た教会の中とはまるっきり違っていた。寺院や大聖堂特有の、あの厳かな雰囲気は微塵もなく、石で出来た森の中は光が溢れキラキラ光る万華鏡の様だった。

予めネットで購入していたチケットを持って、受難のファサードから聖堂内へと入っていった。

窓が多く、グラデーションになっているステンドグラスに差し込む光に只々圧倒される。

鮮やかな光が輝くのは上部だけではなく、大理石の床にも光が反射してい写り込んでいる。だから堂内を歩くとステンドグラスの色も変わって行くので、本当に万華鏡の様。

設計図を引かない建築家ガウディ、彼が模型を使って考えたのが、独特なアーチ。

これは未完で終わったコロニアグエル教会での建築で試行錯誤していた物で、カテナリーアーチと言う。それが生かされているのがこの聖堂。

天上にロープの両端を留めて、そのロープが自然なままに垂れ下がったカーブを上下逆さまにしたアーチで、自然に描く弧は荷重を合理的に分散させているのだとか。

まるで生い茂る樹木の下にいる様。

私がサグラダファミリアの中に入ったのはお昼前だったけれど、一番鮮やかなのは西日が入る頃なんだとか。堂内がまるで燃えているように柱も床もステンドグラス越しに入る夕陽色に染まるらしい・・・・

聖堂内部にも受難のファーサードを作ったジョセップ・マリア・スビラックス氏の彫刻が

影になっているのがちょっと怖い・・・・

私が買ったチケットは塔にも登れるチケットだったので、エレベーターに乗ってすーっと。

足場が組まれた建築途中の様子が伺い知れる。カラフルなモザイクも目の前!

行きはエレベーターだけど、降りながら塔の様子を見ていくので、いっきに階段を下りる事はないので、膝の弱い人でもなんとか大丈夫だと思う。

私が登ったは受難のファーサード側で65m程の所。塔の先はまだ見上げる程高い!

すっごいWow感はないけれど、一生に一度バルセロナに来たのなら、登ってみてもいいのでは?・・・・

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