ピカソが入り浸ったバルセロナのカフェ4Gats
薄暗く狭い路地が入り組んだバルセロナのゴシック地区にあるカフェには絶対に寄ろうと思っていた。
1897年、ルシニョール、ラモン カサス、ミケル ウトリーヨ等の芸術家たちが開いたと言うカフェは、パリのキャバレーの名前を文字って名付けられたらしい。それがクアトロ ガッツ。
店には巴里帰りの芸術家たちが集い、ボヘミアンチックな雰囲気が漂う店だったのだとか・・・・
店の壁には写真や絵が飾られている。
私はここで少し遅めのランチをすることにした。
まだ14歳の頃、絵画教師だった父親の転職を機にバルセロナに移り住んだピカソ。バルセロナで才能を開花させた彼はこの店に通いつめ、この4Gatsの世界にどっぷりと浸かっていたらしい・・・・
ピカソと言えば、ゲルニカなどの絵が頭に浮かんでくるけれど、初期の頃はちゃんとした絵を(失礼!)書いていたのよね!
カフェのコーナーにはタイルが貼られたバーカウンターがあって、奥がダイニングスペースとなっている。
クラシカルな雰囲気漂う店内
まずはオススメだと言う、ジントニックをアペロに貰い、アツアツのイベリコ豚のコロッケ
そしてツナとアボカドのサラダ。
私が座っていたのは丁度ラモンカサスが書いた絵の下だった。若いピカソが座っていたかもしれない場所でランチ。
4Gatsと言えばこの絵らしい。
ピカソが初めて個展を開いたのもココだったのだとか・・・1900年の時。
一時閉鎖していた店はピカソの生誕100周年を記念に営業を再開したのだそう。
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