シンガポールでバスク料理、バスクキッチン@フラトン ウォーター ボートハウス

フラトンホテルの横、シンガポール川入口に立つ小さな館ウォーターボートハウスが最近改装されて、バスク料理を提供するレストラン、バスクキッチンになっている。

アンダーソン橋の向こうにはヴィクトリア劇場の搭が見える。

2週続けて、ここでのディナーとなった。前回はレストラン内のピンチョスバーでの食事だったので、今回は奥のレストラン。

古い建物を利用したピンチョスバーとは対照的に、ガラス張りのモダンなレストランは拡張した部分でエスプラナード橋が目の前。私達の席は窓から遠い席だったので、良く見られなかったけれど、マリーナベイサンズも見えたのではないかなぁ~と思う。

アペリティフにと勧められたロゼシャンを飲みながら白い封筒の中に入っていた今宵のメニューを見る。

どこでもそうなんだんだけど、アミューズブシュが一番好きだったりする。一口サイズの小さな料理たちが素敵にプレゼンテーションされてテーブルに運ばれて来る時はいつもワクワクする。

スペインの赤をセレクト。

まずは日本産のトマトを使ったゼリー寄せにソルベ。グリルしたミニレタスに極薄にスライスされたベーコンにキャビア乗せ。

このミニレタス。シンガポールではお目にかかっていないのだけど、ブリュッセルではスーパーに普通に売っていて、よくサイドディッシュとして使っていた。フライパンでグリルしてパルミジャーノ、バルサミコ酢をかけるだけで美味しい。

炭火焼のホタテ貝にコンソメソース。このホタテも日本産。オックステールのリゾットの上に温泉卵が乗って運ばれてきて、テーブルでブラックトリュフをこれでもかと削ってくれる。大きなブラックトリュフはオーストラリア産だそうだ。

白身魚のモンクフィッシュのグリルの後は和牛サーロインステーキ。ソースにはスモークした青森産のガーリックを使用。揚げたグリーンペッパーがサイドに。このグリーンペッパーはバルに良くある品。辛くないのだけど、たま~に辛いのにあたる時があるのよね。

デザートの前にチーズがワゴンで運ばれてきて、私はパスしたけれど、Benoitは3種ほどチョイス。プレデザートは青りんごのソルベ。

デザートは日本産の白桃を使ったジェル。添えられたスモークしたミルクで作ったアイスクリームが私的には衝撃的だった。牛乳ってどうやってスモークするんだろう???

メインの頃にはすでにお腹一杯で、小さいと言えども半分も食べられなかったので、そーっとBenoitに回して食べてもらってたけれど、このアイスは完食!

お腹一杯だったのでプティフールは目だけ楽しませたもらった。

これがバスク料理なのかと言えば?だけど、お料理はどれも繊細で美味しかった。バルのメニューとはまた違った品が楽しめたと思う。

私的にはバスク料理と言えば、素朴なフィッシュスープなんだけれど、いつかメニューに乗る日が来るかなぁ~~~

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