今回の旅ではポウサーダに泊まったり、食事をしたのも思い出のひとつ。
スペインのバラドールと同じ様にポウサーダとは、国が経営するホテルチェーン。
風景の良い場所や城・修道院、貴族の館を改装した歴史的なポウサーダ等４種類ぐらいあって、
このポウサーダを泊まり歩く人達もいるんだそう・・・・
ポルトガル全土で45件、いずれも部屋数が少なく雰囲気のある宿がたくさん。

アレンテージョ地方にもいくつかポウサーダがあるけど、私達が２泊程したのがエシュトレモスの丘の上に立つ13世紀建造のお城のポウサーダ。

街の裏側にはブドウ畑もあった！

エシュトレモスの町自体はこれと言って見る物はなく

メインは『上の町』と呼ばれる丘の上。
そこから見る白い壁にオレンジ屋根が可愛い『下の町』や田舎の風景をみるのがいい

城は1698年に爆発があって崩壊、主塔のみが残ったのを再建したポウサーダは人気のある内のひとつらしい！

入口にも、”歴史的ポウサーダ”とあった

ヴァスコ・ダ・ガマも航海前にマヌエル１世にこの城で謁見したんだそう！

夜もオレンジの明りに浮かびあがってパティオも又雰囲気がある。

中は白×青のアズレージョが貼られたパティオや

階段が目を引いた

廊下にはアンティークっぽい調度品が並び、

部屋の中の小さな窓からはオレンジ色の屋根が並ぶ町が見えた！
小さいけれども、天がい付きのベッド等雰囲気抜群だった

日中は30度以上あったので、プールでまったり。

ここは大人のカップルが数組のみで、子供が走りまわったりとかうるさい事などがなくて、
大人のヴァカンスにはピッタリ！

朝食もここ

そうそう、近くに元刑務所を改装したレストランACADEIAがとても美味しくて良かった！
特にメロンのスープと黒豚のローストは最高
この旅以降、夏の定番はメロンスープになりそうだ！

アレンテージョ地方をドライブしてると、牛や黒豚の放牧を良く見かけた。
スペインのイベリコ豚は有名だけど、この地方の豚肉も◎！