アウレリア街道、海のトスカーナを走る
古代ローマ時代に作られたアウレリア街道はローマからピサ、ジェノバへと通じる道。
その街道をピサから逆行する様に南下し海に面したマレンマ地方へと入って行く。
休憩がてら寄ったのはCastagneto Carducci。
小さなのんびりした町の坂道を下って行くと緑の田園の向こうには碧い海が見えてくる!
地中海と緑の大地が絡む自然豊かなエリアで、
さらに南下すれば、会員制ヨットクラブにマリーナ、高級リゾート地Punta Alaがある。
たどり着いたのは、モンテアルジェンタリオ。
現在は砂州や潟の上に架かった3本の道で繋がっているけど、18世紀は島だった場所。
かなりのガタガタ道、アップダウンを繰り返し、島を一周してモンテ・アルジェンタリオ岬にあるPort Ercoleへ
丘の上の要塞に夕日を浴びる家々が美しい。
なんとなく、ギリシャの小さな島の雰囲気にも似ていて、懐かしい・・・・
この日の宿は本土とモンテ・アルジェンタリオの間の砂州に出来た町Orbetello(オルベテッロ)
町の教会の奥の小道を入っていくと貴族の館を改装したホテルがあるのです。
ディナーはホテルでお勧めのレストランを聞いてオルベテッロの町で食べることにした。
もう店の名前も忘れてしまったけど、2週間のトスカーナで一番美味しかった!
パスタは勿論、海沿いなので魚、そして極めつけはマレンマ牛!
炭で焼かれた肉は唸るほど美味だった!
マレンマ牛はもともと農耕用だった牛、品種改良などされていな生粋のトスカーナ牛なのだそう。
ほんの少しだけど海のトスカーナを体験した後、旅は内陸へと入って行く・・・・
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