エジプト、ナイル川中流エスナとエドフの遺跡を訪ねる
ナイル川のクルーズ船はルクソールを出発すると、1日1・2か所の観光になり、ゆっくりした船旅を満喫出来る。
ガイドブックにも書いてあった事だけど、
ナイル川中流域は警察やコンヴォイと呼ばれる護衛と一緒でないと行動出来ない。
エスナと言う町に到着。岸に上がると、前と後ろに一人ずつ武装した護衛が例外なく私達のグループにも付いた。
小さなスークを抜けると見えてくるクヌム神殿”Esna temple”
かつて、聖魚ラトスを崇拝したギリシャ人がこの町をラトポリスと名付けた。
プトレマイオ朝からローマ時代にかけて建てられた神殿で
クヌムとはこの地方で信仰されたいた牡羊の頭を持った神の名前
半分地下に埋まるようにして建っていたのだそう
ここは外も中も綺麗なレリーフが残っていた
エスナから南下すると今度はエドフの町
船から降りてバスに乗って遺跡まで移動する間に目にする町は決して裕福ではない
ホルス神殿”Edfu temple”はエジプトの数ある遺跡の中で最も保存状態がよいもの
第2門の前にたつホルス神像
門をくぐると広い中庭に出る
神殿内部は仄暗くライトに照らせれていて、レバノン杉で造られた聖船が残こっていたり
ライトもない部屋にはコウモリがぶら下がっていて
なんだか、インディアナ ジョーンズの世界・・・・
ルクソールやアスワンなどの大きな町では観光客がいっぱいだけど
ここは人もすくなくゆっくり見る事が出来た
どこもレリーフだらけで似たような感じで、感動がだんだん薄れてくるのだけど、
この神殿は保存状態が良いからなのか、見るに値する!
さらに南下してアスワンから46km北にあるコムオンボ
地名がアラビア語でオリンポスの丘と言う意味で、昔はオリンポスと呼ばれていた
コムオンボ神殿”Kom Onbo temple”はホルス神とワニの神、ソベク神の為に建てられた
この神殿は丘の上にあってクルーズ船の中からもよく見える
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