圧巻の福建客家土楼で大家族の共同生活を思う
23,000程とも言われている福建省の土楼は、そのほとんどが龍岩市の永定と漳州市の南靖の山岳地帯に集中しているのだそう。
泊まっていたホテルからも程近い、永定の下洋鎮の初渓( Chuxi)村
段々畑とバナナの木に囲まれ、
谷には小川が流れ、川のせせらぎに耳を傾ければ風情がある。
この村の中で最古で最大の円形土楼は集慶楼(Jiqinglou)は、1419年の明代に建てられたもの。
(全ての土楼の入口には名前が書かれている)
今は博物館になっていて、
実際に中に入れる
どの土楼にも真ん中に一族の祖廟があって、ここで結婚の儀式等もするのだそう
苔むした瓦屋根
1階は台所、2階には穀物保管庫、3、4階は居室と寝室
住民が住んでいる土楼には、いつかの食卓に乗るのであろう鶏がウロチョロ
お婆ちゃん昼ご飯の準備中
初渓村を離れ、”土楼の王”と呼ばれる承啓楼 (Chengqilou) へ
今までは静かにゆっくりと、ほぼ貸し切り状態で見学出来た土楼群も、此処はアモイから1dayツアーで来る観光客も多く、
3連休初日ともあって、かなりの人だった。
航空写真を見ると、円形の土楼が4重になってるのが分かる
各階72部屋の4階建てで計288部屋
今でも300人近い人が住んでいるのだそう・・・・
正に衣食住を共にする共同生活で、
すべての部屋は同じサイズ、同じ材料等、同じ内装、同じ窓や同じドアで造られてる。
こんな暮らし、私には絶対無理だなぁ~
今の若い子は都会に出てしまうと言うのも、納得だ・・・・・
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