アンダルシアの宝石,アルハンブラ宮殿 ~Palacio de la Alhambra~
グラナダと言えば、アルハンブラ宮殿、
よく”一生に一度は行きたい絶景とか名所”にも選ばれるほどの場所。

イスラム建築の最高傑作とも言われる美しい宮殿は

シンプルな外観を見ただけでは分からない。
薄暗い部屋から部屋へと歩を進めると水鏡にコマレスの塔が映るアラヤネスの中庭に出た。

そして、ライオンのパティオへと・・・・感嘆の溜息が出る

アルハンブラ唯一の具象12頭のライオンの像は14世紀、特権のお礼にユダヤ商人から贈られたものだそう・・・

パティオを囲む美しい柱の林はヤシの木を模してるとされていて、

装飾だけで、建物を支えるという柱本来の役割を果たしていないのだそう・・・

とても美しいパティオだけでも、30数人の首がここではねられたりと、血なまぐさい場所でもあった
今では毎日幾人もの観光客が訪れる場所になってるとは、ナスル朝の王達も考えもしなかっただろうに・・・

降り落ちてきそうな、鍾乳石の飾り

かつてはグラナダの街を見渡せたダラハの出窓はレコンキスタ後の増築で今は中庭を見るだけ

窓から眺めるグラナダの街

広大な敷地内、ライオンのパティオがあるナスル朝宮殿は入場制限があるので、
ホテルの予約後、インターネットにてチケットを予約していおいた。

当日券を求めて並んでいる人の列もあったから、
やはり前もって予約できるものはしてい置いた方がいいのは何処でも同じらしい・・・

アルハンブラの敷地内にあるパラドールで休憩
本当はここに宿を取りたかったのだけど、生憎満室だった

ナスル朝宮殿の入場時間が10:30
昼も過ぎれば気温もグングン上昇
写真を見ると気持ち良い青空が広がっているけど、

アンダルシア入りしてから1週間、午後はシエスタしているとはいえ、連日40度超えの気温はだんだん体力も消耗!
一度腰を下ろしてしまうと、再度歩き出すのも気合がいる・・・・

少し離れた所にある夏の離宮ヘネラリフェ

贅と命の象徴、”水”
庭園内には水路、噴水があちこちに

ここ数年、年に何度か中東に行っているけど
廻廊に囲まれた水路や噴水を見ると贅沢だなぁ~と思うし、とても心癒される

最も古い部分はアルカサバ、アルハンブラの前身とされる砦は9世紀に建てられた

見張り塔から街が綺麗に見渡せる。
つづく・・・

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