藍色と金色の異空間をラヴェンナで

まばゆい金色と色の洪水!ラヴェンナの美しいモザイク画に続いて、

モザイク画を求めてラヴェンナの街歩き、4つ目の美しいモザイクはサン・ヴィターレ聖堂
の敷地内にある小さな霊廟Mausoleo di Galla Placidia(ガッラ・プラキディア霊廟)

5世紀に建てられ、中には3つの石棺が安置されている。
ここ、入り口のドアには光を遮断するカーテンがあるのだけど、このカーテンを閉めると
小窓のアラバスターから入る陽光と霊廟内部の間接照明だけに照らされた世界になり

天井に張り巡らせれたラピスラズリの様な深い藍色と金色が作る空間は溜息が出るほど美しいのだ

丁寧に一つ一つ張られた石はとても小さい、その小さい石たちが光を受けてキラキラ輝いている

ここは私的に一番心に残っていて、それだけ藍と金が強烈だった。

教会に比べたら天井もそんなに高くないので、青の世界に包まれた感じがする

天井には満点の星空

薄暗い霊廟内から外に出ればスカッと青空、この対比が何とも言えない

解放感たっぷり!深い海の底もしくは宇宙空間のような別世界から現実世界に戻ってきた感じがする。

5つ目はBattistero Neoniano(ネオニアーノ洗礼堂)、

先に見たアリアーニ洗礼堂と同じ様に天井にはヨハネによる洗礼を受けているキリスト

ここの洗礼堂は下のアーチ部分までモザイクで覆われているから、手の届くところに石が見られる

ここはアーチ部分がアラベスク模様にも見えて

イスラムっぽい印象を受けた

最後はラヴェンナの旧市街から離れた田舎にポツンとある教会
Basilica di Sant’Apollinare in Classe(サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂)

ここの祭壇部分に張られたモザイク画は柔らかい若草色が主で

霊廟の深い青とは違ってホンワカとした雰囲気

真ん中の青地に浮かぶ十字架に

羊たちが余計に牧歌的でほのぼの感があるのかもしれない・・・・

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