アマンジウォから世界三大仏教遺跡のボロブドゥール遺跡へ
アマンジウォ滞在2日目は楽しみにしていたボロブドゥール遺跡の見学。
以前はサンライズツアーがあって、アマンジウォと遺跡の中にあるマノハラリゾートに滞在する人たちだけが経験出来るものだったのだけど、コロナ以降は全て中止。ボルブドゥール遺跡を案内してくれたガイドによると仏教徒のみ入れて、朝はボロブドゥール遺跡の中でお経を唱える人たちの時間に割り当てているのだそうだ。
マノハラリゾートまではアマンの車で送ってもらい、プライベート客専用のエントランスから入り、専用のスリッパみたいなサンダルに履き替えるようになっていた。
ガイドもプライベートで付いてくれて、色々説明してくれる。ここが最初のビューポイント。
カンボジアのアンコール遺跡群と同じように、ジャングルの密林の中、忘却の彼方に追いやられたボロブドゥール遺跡はシンガポールでは誰もが知っているラッフルズ氏があの丘は他の山々とは違って人工的だと言う意見から発掘が始まったのだと言う。
方形壇の回廊には仏教説話に戻づいたレリーフが並び、504体の仏像が配置されている。
ガイド曰く、仏陀は504回生まれ変わったと・・・そんなに輪廻転生してたの?
サンライズツアーはもう行っていなとは、この時ガイドから聞いた話。
お釈迦様の誕生日である、5月のベサックデーはシンガポールでも祝日にあたるのだけど、ここボロブドゥール遺跡では50,000ほどの僧侶が集まってお経を唱えるイヴェントがあるのだそう。
でもその日は仏教徒以外立ち入り禁止らしい。
蠟燭が点る回廊すべてに僧が座禅を組んで、一堂に経を唱える光景を想像しただけでも身震いする・・・・・
9層になっているボロブドゥールの構造は仏教の三つの世界を現しているそうで、下から基壇は欲情にまみれた人間のいる欲界。その上は神と人間が触れあう世界で、欲の2つの欲望は超越したけどまだ物質的に情にとらわれた色界。
下からずーっとレリーフをなどを見ながら歩いてきた私達も最後の層に差し掛かった。そこには閻魔大王みたいな顔したゲートのある階段だった。
上部が神のいる無色界。欲望も物質的条件も超越し、ただ精神が住む世界。そこからの眺めはやはり最高だった。
直線で3kmほどのアマンジウォも見えた。
立体曼荼羅も言われるボロブドゥール遺跡の最上階には大きなストゥーパが乗っている。
いくつものストゥーパが並ぶ神の世界は欲のひとかけらもない世界。
そんな世界には絶対達成しないと思うので、束の間の間だけどちょっとは神聖な気持ちに・・・・
これで、カンボジアのアンコール遺跡群、ミャンマーのバガン遺跡そしてこのインドネシアのボロブドゥール遺跡と世界三大仏教遺跡をを見たことになる。
どれも壮大で絶景・・・・・
帰りにランチボックスを頂いたので、お部屋の東屋で食べました。
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