ジャカルタの街を散策しようとしてみたけれど・・・・・

初めてのジャカルタの街、ジ オリエント ジャカルタに滞在し、そこから街を散策しようかなぁ~と思っていたら、観光と言っても、特に見るところもなく、危ないからウロウロしない方が良いといわれた。

現地に住む人に聞いても、ショッピングモールぐらいしか行くところがないと言うし、基本車移動の街らしい。

そんな中、グーグルマップを凝視して見つけたのが、ファタヒラー旧市街広場。先に訪ねたマニラの旧市街が以外に良かったので、今回もそうかもしれない!と思ってタクシー捕まえて行ってみたけれど、肩透かしな感じだった・・・・・

オランダ植民地時代に経済の中心地として栄えた場所には今も植民地時代の建築物など、ちょっぴりだけど異国情緒が漂う景観なのだけど、楽しんでいるのは地元のツーリストで自転車で広場内をくるくる回ったり、キッチュな大道芸人と写真を撮るのがアクティビティらしい。

博物館もいくつかあったのだけど、残念だけど私達的には興味を引くものはなくて、10分もいないで退散。そこから次の目的地へ

ここはスラバヤ通りと言って、アンティークショップがずらーっと並ぶ一角。近くにはコロニアルステイルのザ エルミタージュホテルがある。

通りの端から端まで歩いて、一軒の店でジャワスタイルだと言うティーポットを買った。骨董品でもないのだけど、注ぎ口がワシの顔したオリジナルなポット。旅先で現地のコーヒーポットやティーポットがあったら買い求めているので、これはこれで収穫ありで良かった。

そして、ここからグラブを呼んでホテルに戻ろうと、近くに目印になる警察署があったのでそこまで移動し、そこでBenoitが携帯片手にグラブの車を呼んでいたら、丁度外に出てきたポリスに何やら言われ、バハサは全く理解できないけど、どうやらジェスチャーを見る限り、車やバイクが走る道路に立っていないで、もっと引っ込んで、携帯に注意しろと言っているようだった。結局何事もなく車が来て、ホテルに戻ることが出来たのだけど、ふむ・・・・・やっぱりシンガポールで安全ボケしているのかもしれないな・・・・・

ジャカルタがあるジャワ島には1億5千万人(国の人口の6割)が暮らしていて、交通渋滞や大気汚染はかなりのもの。

ジャカルタでは多くの家庭が水道水ではなくて、地下から汲み上げた地下水を使用しているそうで、地下水を使いすぎて、ジャカルタの地盤は年に10㎝以上のペースで沈下していると言う。

又近年の温暖化現象で海面の上昇もあって2050年にはほとんどの地域が水没するかもしれないとも言われていたりするそう。

こうした危機への策がカリマンタン島への首都の移転らしく、マレーシア側ではオラウータンなどが住むボルネオ島と呼び、裕福な国で有名なブルネイと、島は3つの国が存在する。

そして、このカリマンタン島に移った新しい首都の名は群島と言う意味のヌサンタラ。

およそ25万ヘクタールもの熱帯森林を切り開き、2024年から移転を始め、2045年には完了させる計画なんだそう。

地盤沈下で街が水没してしまうのも大変だけど、森がなくなることで、そこにずーっと住んでいた動物たちはどうなってしまうのだろうと、素人ながらに思ってしまう。

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