スペインの隠れた宝石テルエルの街を歩く2025

南仏のランドック地方からスペインのコスタブランカの街、アリカンテまで行って、そこからフランスのボルドーへは寄り道しながらのロードトリップ。
道中で訪ねてみたい村、アルバラシンの近くだからと言う理由で1泊することにした街だったけれど、これが『スペインの隠れた宝石』とも言われる街だとは全く知らなかったのです。

滞在していたテルエルのパラドールで街の駐車場を聞いてから出発!テルエルの街が見えてきた。

駐車場すぐ横にあった階段の美しさにビックリした。

ムデハルとモデルニスモ様式の合わせ技みたいな大階段エスカリナータ(Escalinata del Óvalo)はテルエル焼きらしい緑のタイルが埋め込まれている



まだ正面に回ってもいないのにすでにため息もの!

テルエル駅もすぐ近くなのでマドリッドからなども電車でも来れそう


階下から見上げ、ユックリ階段を登る

中央の壁に埋め込まれた彫刻作品はテルエルの恋人たちのワンシーン(クライマックス)

スペイン版のロミオとジュリエットと言われる悲話で、13世紀にあった実話だそうだ。


細かく見ていくとキリがなく、先に進めないので歩を進める



上からの眺めもよし
階段を登り切った正面が旧市街で、そこには数軒のレストランが軒を連ねていたので、ここで軽めのランチ。

テルエルまでの道中でも養豚場らしき場所が何か所か見えたけど、テルエルはハムの名産地。
という事で、ハモンセラーノをいただきます。

小腹を満たしたら早速街歩き開始

エルサルバドルの塔(El Salvador Tower)をくぐり、ふと思う。

あまり人が歩いていないと・・・・・2.3人のツーリストらしき人はいるのだけど、街の活気がない

不思議に思いながらも歩くとトリコ広場(Plaza del Torico)に着いた。ここがこの旧市街の中心地みたいだ。
何しろ事前学習もなく、地図も見ずに当てもなく歩いているのだから・・・・

そこに一つだけ水色の外観が目を引く建物があった。

ここだけ、バルセロナみたいだ

Casa El Toricoと言うヘリテージビル。


サンタマリア大聖堂(Cathedral of Santa María de Mediavilla)

ムデハル様式の最初期の作品のひとつで、大聖堂は1171年、塔は1257年、交差廊のドームは1538年、レンガと切石の石造建築

この大聖堂の塔もエルサルバドルの塔の様にレンガに緑のタイルが埋め込まれているし、アーチなど随所にイスラム建築の印象を受ける

そして、この日は日曜だと大聖堂に着いてから気が付いた。えっ!でも普通教会は開いているよね?

良く見ると2時から4時まではシエスタで閉まってしまうみたいだ。私達が訪ねた時間が丁度この時間帯で、だから大聖堂も美術館もみな全て閉まっていた。(最低限の事前情報は取得すべきだね!)



気を取り直して、誰もいないディズニーランドと思い込み、街歩きを楽しむ。


バルコニーの裏やドア横のタイル。確かアンダルシアのセビーリャでも見た記憶がある。

12~17世紀にかけてレコンキスタ後もアラゴン王国への残留が許されたイスラム教徒らにより建設された建物はイスラムの影響を通じて西洋の様式を再解釈するもので、ムデハル様式はトレドで生まれたらしく

芸術が最も発展したのが主にアラゴン、特にテルエルでなんだそう。アンダルシアじゃなかったのね・・・・

聖マルティンの塔(Torre de San Martín)は1315年築

青空に映えて一番綺麗かも




トリコ広場に戻って来た。広場の真ん中にある噴水前に紙吹雪が散らばっていた。
ウエディングだったのか、もしかしたら今週末は聖フアン祭りだからなのかな?

街の反対側に行ってみよう!

それにしても、相変わらず人が少ない。ほんと貸し切り状態だよ

聖ペドロの塔(Torre de San Pedro)

1555年に聖ペドロ教会の修復工事の際に、先ほどのスペイン版ロミオとジュリエットのふたりの亡骸が発見されて実話だったことが証明されたんだそう。こちらも2時から4時までは閉まってしまって入れないので見学は出来なかった。

ふたりをかたどった棺が造られ、教会に安置されているそうだ。

<写真はテルエルの観光案内から拝借>

聖フアン広場(Plaza del San Juan)

小さい街だけど、ムデハル様式の建築群がギュッと詰まった綺麗な街。日曜+シエスタ中とあって、カフェや土産屋も閉まって、教会や建物の中に入ることが出来なかったので、いつか訪ねる機会が又あったなら、来てみたいなぁ~






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