教会の地下墓地がカフェ?カフェ イン ザ クリプト@ロンドン
2月に訪れたロンドンは丁度春節の週末に当たって、中華街近辺はチャイニーズニューイヤーの催しでとっても賑やかだった。
上海在住時代を思いださせる赤い雪洞
赤い雪洞を見ていたら漢字名でも通りの名を記してあったのに初めて気が付いた。
トラファルガー広場でも何か催しが行われてみるみたいで、
天気も良いしプラプラと中華街から向かったら、広場は物凄い人で埋め尽くされていた。
人が多すぎて何をする事も出来なくて、何とか人波を抜けだし、
人ごみに疲れてカフェにでも行こうとなって、近くにある1件のカフェを思い出した。
それがカフェ イン ザ クリプト。
18世紀に建てられたセントマーティン イン ザ フィールズ教会の地下にあるカフェ
普通だと教会の地下は聖職者や教会関係者のお墓になっていることが多いのだけど、
ここも多分に漏れずお墓になっていて、その墓碑の上にテーブルと椅子が並べられてカフェになっているのだ。
中にはまだ遺骨が入っているのかどうかは知らないけど、なんだかとっても罰当たり的な感じがするこのカフェは
カフェと言うより、カジュアルなオールデイダイニングみたいな感じ
(ヨーロッパで教会の礼拝堂等に行くと床がお墓になっている所なんていくらでもあるし、その上を歩いて見学したりしているのだから、たいして変わりないかもしれないけど、カフェは初めて!)
カウンターで好きなものをオーダーして、キャッシャーでお会計をして、テーブルまで運ぶセルフサービス。
仄暗さはあるけれど、陰気さは微塵もない
メニューをみてもどれもお手頃価格、観光の合間の足安めにも向いている。
それでもやっぱり、お墓の上で飲み食いして本当にいいの?って思っちゃうのは日本人的な考え?
ウィキを見たら、20世紀の初朝の第一次世界大戦争後、
ここの牧師が歴史的な納骨堂を大陸から帰還したホームレスの兵士たちのために開放したとあった。
そうい事もあってカフェにするのに戸惑いとかあまりなかったのかなぁと思ったり・・・・
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