夕陽を浴びてオレンジ色に染まるアスティパレア島のホラ

夕陽を浴びてオレンジ色に染まるアスティパレア島のホラ

アスティパレア島に着いた当日は雲一つない青い空。

部屋のテラスから見る空と白い町のコントラストが綺麗すぎて、すーっと眺めていても全然飽きなかった。

時間が経つにつれて街が西日を受けてキラキラ輝きだした。初日は夕食まで部屋でユックリしようと思っていたのだけど、オレンジ色に染まっていく街を見ていたら、たまらなくなって、カメラと部屋の鍵だけ持って外に出た。

赤い風車の前にはタベルナやカフェが並んでいる。外から西日が当たる街を見るだけと外に出て来たけど、ここまで来たら丘の上まで行きたくなる!

坂道をユックリと

白い迷路の中に入っていくと、変わった玄関を発見!

なんだろう?アーティストさんのアトリエ?

外から見えた頂上のカストロ下にはカフェがあったけどまだオープン前の様だった。

カストロカフェの前には小さいなりにも白い鐘塔があって、モーブ色に染まっていく対岸がけだるい雰囲気を醸し出していた。エーゲ海のこんな景色もたまらなく好き・・・・

地図などないので上を目指して歩いていくのだけど、こんな所通っていいの?私有地なんじゃないの?と思える階段は頂上のカストロへと続く階段だった。

カストロへの入口を抜けて海の方へ眼を向けると西日を浴びる青いドームが立っていた。

何故だか、ここだけピーンと空気がはっていた・・・・

振り返ると入口は白い教会の一部分だったのだ。

歩を進めて海ギリギリの所まで行ってみると、眼下には鐘塔と青いドームの教会が見えた。風が吹いていて思ったよりも寒かった頂上、正教会の教徒でもないけど、一人で愁いを帯びた夕暮れ時の風に吹かれれば、なんだか神聖な気持ちになるのです。

ここまで登ってきて良かった・・・・

来た道を引き返すと、カストロのゲートにはオレンジ色のスポットライト

丁度山の向こうに太陽が沈んでいく時だった。

ギリシャの島はやっぱり美しい・・・・

明かりが灯り始めて、空がモーブ色になる頃赤い風車へと戻ってきた。

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