シンガポールのシャングリラ ホテル内にあるダッチ パビリオン

シンガポールのシャングリラ ホテル内の奥にひっそりとあるのがダッチパビリオンと呼ばれる離れ。

ここの宿泊者でもあまり行かない様な場所だと思うけど、好奇心が先に立って中を覗いてみた。

ココにホテルが建つ前はオレンジグローブ ロードのホーランズ スクールとして知られていた所だったのです。

このオランダ学校は、とあるオランダ会社の主導で1920年の初めに一人のオランダ人教師と5人の生徒からスタートしたそう。

ここが昔学校だった名残が廊下に表れている

学校は32人の子供を預かる様になり、教師も3人に増えたので、増設する必要に迫られて、1928年3月、この建物の最初の石が教育委員会のメンバーの1人の娘である8歳のColneria Huiskesによって置かれたとある。

学校の建設はオランダ企業、民間投資家、オランダ政府からの寄付により完成。1928年6月21日に正式にオープンした建物は体育ホール、集会所、教室として使用され、1958年、学校は最終的には221人の学生を抱えるまでに成長したそう。

1982年、この建物が建っている土地がシャングリラホテルに売却され、建物はその歴史的および文化的価値のために残され、修復してその後、ダッチパビリオンと改名。

今ではイヴェントスペースとなっている。

テラスもあって、少人数のウエディングパーティにも良さそう。

午後に雨が降る事が多かったクリスマス時期、ホテルからも虹が見えた。

シンガポールって歴史を感じる事が出来る場所がチョコチョコとあるのが興味深い。

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