プラナカン スタイルのアフタヌーンティーをシャングリラホテル シンガポールで

シンガポールのシャングリラ ホテルのロビーでプラナカン スタイルのアフタヌーンティーを頂けるという事で、先日行ってきました。

本当は随分と前に予約していたのだけど、突然の規制強化で外食禁止令が出て、有無も言わせずにキャンセル。先日、そう言えば!と思い出して予約し直したのでした。

シンガポールやマレーに残るプラナカン文化(今のマレーシアを中心に東南アジアに移住してきた中華系移民)。中国人と他民族のハーフで女性はニョニャ、男性はババと呼び、プラナカン独特のお料理はプラナカン料理とかニョニャ料理とも呼ぶのです。

ロカールな通りを歩いていると時折カラフルでキャッチーなクエ(お菓子とか、ケーキの意味)を目にする事があって、ココナッツを沢山利用しているけれど、もち米などを使ったお菓子もあり、日本人にも何処となく馴染みのあるお菓子。

カラフルなのはクエだけにあらず、プラナカン食器と呼ばれるが黄、青、赤、ピンクなど独特な色合わせに特徴があって、普段使いには難しい食器だけれど、プラナカン料理のお店に行ってサーブされたら、わぁ~とテンションもUPする事間違いなしの食器。

今回はそんなカラフルなプラナカン食器が沢山でてくるのと思いきや、三段トレーに乗ったお皿と、スコーンとナッツが乗ったお皿だけだった。コーヒーカップやポットなどは洋食器だったのが勝手に期待していただけにちょっと残念。

セイボリーはトビコの入った卵サンド、ツナときゅうりのトルティーヤ、ちょっぴりスパイシーなタルトはニョニャ オタ、チェダーチーズとスモークターキーのサンドウィッチ。

ロゼのシャンパンはブーブクリコ、お茶はローズヒップ&ハイビスカスで、今回私にしてはガーリーなお茶のチョイスだった。

2段目のコチラは全てプラナカンスタイルのお菓子。スィートポテトのサゴクエ、カヤのロールケーキ、ソヤ チン チョウ クエ、オンデオンデ、青いブバチャチャ。

3段目は主に洋菓子。ココナッツ&カラマンシーのタルト、カラマンシーって初めて聞く名前だけど、東南アジアで広く栽培されている柑橘系だそう。ミロのトリュフ、日本でも「強い子のミロ~」なんてCMが昔にあったけれど、ここシンガポールでは今でも人気ドリンクの様。アーモンドプラリンにラズベリーマカロンと、甘い物ずくしだったので(当たり前なんだけど)最初に出せれていたポテトチップスがお口直しになって、丁度良かった。

プラナカンスタイルと言えど、全てがプラナカンではなかったので、これがカラフルなプラナカン食器でサーブされて、セイボリーもスィーツもプラナカンだったら良かったのにぁ~と思ったシャングリラホテルのアフタヌーンティーでした。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. by t

    ふとした時に拝見しています。
    素敵な写真や言葉選び、お話のリズムが心地よく、自身が体験しているかのように癒されます。

    今後も楽しみにしています。

    • by jasmine

      t様

      朝一番にコメントを拝見して、とても嬉しい気持ちになりました。一日の始まりがウレシイって最高ですね!ありがとうございました。

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